俳句は本当に古臭いのか?

俳句の疑問

知人や友人に、「自分の趣味は俳句だというと」古臭い趣味を持っている、と必ず言われます
ただ、このような人に、どのあたりが古臭いのかを尋ねると、大抵の人が答えられません
「古臭い」と言っている本人が、どの辺りが古臭いのか、具体的には理解しておらず
漠然と古臭そうに感じているだけなのです
俳句をやっている立場から見て、俳句のどの辺りが古臭そうに思われるのか考えてみると
恐らくそれは、俳句の多くが旧仮名遣い(昔の仮名遣い)で詠まれている
という、ただそれだけの理由からなのだろう、と感じます
わざわざ、100年前の表記で詩を読むのですから、確かに古臭い感じを受けるのは当然と言えます
ただ、詠まれている内容を見ると、それはどれも驚くほど新鮮です
蝶をこのように表現するのか!
紫陽花をこのように見るのか!
桜の一片の散るさまをこのように感じるのか!
と驚くばかりです
旧仮名遣いというだけで、俳句は古臭いもの
古臭いものはやりたくない、と嫌煙するのは余りに勿体ないことだと感じます
最近では、現代の仮名遣いで俳句を詠んでいる人も増えています
おーいお茶で入選されている多くの俳句は、現代の仮名遣いです
ぜひ一度、気軽な気持ちで俳句を始めてはどうでしょうか?
多くの俳句は、日本の自然を賛美した内容です
そのような俳句を鑑賞すれば、あなたもたちまち虜になるはずです

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