「植物を・どうした」+「植物と自分の身体との比較」
この材料だけで俳句にする方法を紹介する
このブログを読んでいる人も、一緒にやってみましょう
まずは、「植物を・どうした」を書きます
例えばこんな感じ
① 蕎麦の花を 少し撫でた
② ススキを 一つ摘み取った
書けたら、「自分の身体と比較した、その植物の特徴」を追加します
① 蕎麦の花を 少し撫でた + 「肌より白い」
② ススキを 一つ摘み取った + 「頭が低い」
いま追加した「植物の特徴」を先頭に持っていきます
① 「肌より白い」 蕎麦の花を 少し撫でた
② 「頭が低い」 ススキを 一つ摘み取った
あとは、五・七・五の音数に整えます
① 肌よりも 白き花蕎麦 そっと撫で
② 頭(ず)の低き ススキを一つ 摘みにけり
簡単に俳句になりました
これと同じ作り方の名句があります
秋の七草 分けすすむ + 「膝までの高さ」
「膝までの高さ」 秋の七草 分けすすむ
膝までの 秋七草を 分けすすむ