俳句では「はっ」とした特徴を詠もう

 
 
季語の普通の出来事と、季語を見て「はっ」とした特徴を合わせると俳句になる
 

 

朝顔が咲く        (季語の普通の出来事)

朝顔の一輪だけ深い淵の色 (季語を見て「はっ」とした特徴)

   ↓

朝顔や一輪深き淵の色    与謝蕪村

 

 

 

朝顔が咲く      (季語の普通の出来事)

朝顔が身を裂いている (季語を見て「はっ」とした特徴)

   ↓

身を裂いて咲く朝顔のありにけり    能村登四郎

 

 
 
朝顔が、揺れる、開く、萎む、濡れる、咲く、といった普通の出来事は簡単に挙げることができる
ただ、これだけでは俳句にならないので、季語を見て「はっ」とした特徴を加えよう
それだけで立派な俳句になる
 
 
 
 
 
 
 
 

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