俳句大会に応募したいけど、どの季節の句を作ればいいのか悩んでいるあなたへ。この記事では、俳句大会でよく見かける「当季」「当季雑詠」「○○の季節のもの」「季節は自由」といった言葉の意味を解説します。
俳句大会の季節のルールって?
俳句大会の応募要項には、必ずと言っていいほど「季節」に関するルールが記載されています。このルールを理解することで、よりスムーズに作品を応募することができます。
1. 当季・当季雑詠
意味: 現在の季節の俳句のこと
例: 夏の大会なら夏の季語を使った俳句を詠む
「当季雑詠」は、「当季」に「雑詠(どんなテーマでも良い)」という意味が加わったものです。つまり、夏の季語を使ったどんなテーマの俳句でもOKということです。
2. ○○の季節のもの
意味: そこに書かれている季節の俳句を詠む
例: 「冬の季語で」と書かれていれば、冬の季語を使った俳句を詠む
例えば、雪国の冬のイベントの一環として俳句大会が行われている場合は、応募要項に「冬の季節」で俳句を作ってください、というように書かれていることが多くあります。
3. 季節は自由
意味: どの季節の句でもOK
例: おーいお茶の俳句大会など
季節が指定されていないため、自分の好きな季節の句を詠むことができます。
応募する際の注意点
応募要項を必ず確認する: 大会によってルールは異なりますので、必ず応募要項をよく読みましょう。
季節を間違えない: 指定された季節の句を詠むようにしましょう。指定された季節を誤った俳句を応募してしまうとそれだけで落選になる可能性は高まりますので、注意をしましょう。
複数の句を詠む場合: 20句以上の作品を応募する大会では、応募要項に季節の指定がされていることはほぼありません。ただ提出する人の多くは、春夏秋冬のすべての季節を使って複数の作品を仕立てあげます。
まとめ
俳句大会の季節のルールは、大会によって異なります。応募する前に、必ず応募要項を確認し、それに従って作品を作りましょう。
この記事が、あなたの俳句活動の役に立てれば幸いです。