15句詠以上の俳句大会での落選句は、提出句のすべてが既発表作品になるのだろうか?それとも、未発表作品になるのだろうか?
なぜ、このようなことが気になったのかというと
例えば、50句の俳句大会に応募して落選した場合、さすがにその50句をそのまま他の大会に出そうとは思わないけれど、その中の2~3句をもう一度、選者の評価を問いたいと思うことがある
そういったときに、他の50句の俳句大会に、その2~3句を混ぜても良いのか?ダメなのか?疑問に思ったから
落選句が
「既発表作品」になるのなら、次の大会や他の大会に応募することは無理
「未発表作品」になるのなら、再応募は可能になる
どのような判断になるのか、各俳句大会の応募要項を見ても分からず、インターネット上でも個人の主観で記事を書いていて言っていることが皆ばらばらだったため、直接大会運営事務所に聞いた方が良いと思い、確認をしてみた
大会主催者の見解
各主催者の回答は次の通りだった
■角川俳句賞 ■円錐俳句 ■日本詩歌句 ■俳壇賞 ■現代俳句協会 | 落選句は全て未発表扱い ただ、落選句でも選評欄や推薦句・候補作などで紹介された句は既発表となる つまり、活字になったものは既発表 |
■星野立子賞 | 一度大会に提出したものは、落選句も全て既発表扱い 作り直しも既発表となる |
■俳句四季 | 活字になったものは既発表 ただ、俳句四季の大会は既発表作品の提出も大丈夫なので、気にする必要は無い |
直接、主催者から聞いた答えを書いているので、「既発表作品」と「未発表作品」の境界に対する見解は、いまのところ上の表が一番正しいはず
上記以外の大会に提出する際に、同じように不安だと感じるときは、直接大会事務所に問い合わせたほうが正確な答えが聞けるはず
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