俳句作品

俳句大会・教室

天下布句 岐阜俳句大会に入選!巨大な「のぼり」を見に行きました

この度、「天下布句 岐阜俳句大会」で私の俳句が入選いたしました。これもひとえに応援してくださった皆様のおかげです。心から感謝申し上げます。今回の入選句私が入選をいただいた句はこちらです。陽を絞るように畳んで白日傘巨大な「のぼり」が商店街を彩...
俳句を楽しむ

風車まはり消えたる五色かな

この句は、近代俳句の写生を追求した俳人、鈴木花蓑(すずきはなみの)による、鮮烈な一瞬を切り取った作品です。風車まはり消えたる五色かな〇旧仮名部分「まはり」は、「まわり(回り)」の旧仮名〇句意風を受けて風車が回り始めた瞬間、それまで静止してい...
本の紹介

「国際俳句歳時記 夏」

『国際俳句歳時記 夏』は、世界の俳句愛好家たちが詠んだ作品を掲載した、面白い歳時記です。この一冊は、単なる歳時記ではなく、文化・言語を超えたコミュニケーションと相互理解の可能性を秘めた本と言えます。多様な視点と異文化の発見この本の最大の魅力...
良い俳句

胸ぐらに母受けとむる春一番

胸ぐらに母受けとむる春一番 岸田稚魚〇文語部分「受けとむる」は「受けとめる」の文語の連体形〇簡単な句の説明春一番でふらついた母を、胸ぐらで受け止めた、という作品〇この句の良いところかつては、幼い自分が母の胸に守られていたはずなのに、いつの間...