俳句大会では「季節のルール」がある

俳句大会・教室

俳句大会に応募したいけど、どの季節の句を作ればいいのか悩んでいるあなたへ。この記事では、俳句大会で投句する作品の季語の選び方を解説しています。

俳句大会の応募要項には、必ずと言っていいほど「季節」に関するルールが記載されていますので、このルールを理解することで、よりスムーズに作品を応募することができます。

季節のルールは、一般的に次の4つの言葉で表記されています。
「当季」「当季雑詠」「○○の季節のもの」「季節は自由
それぞれの意味を説明します。

当季

意味:
現在の季節の俳句を応募してくださいということ
夏の大会なら夏の季語を使った俳句を詠むということ

当季雑詠

意味:
当季」は、先ほど説明した通り、現在の季節の俳句を応募してくださいということ
「当季雑詠」は、「当季」に「雑詠(どんなテーマでも良い)」という意味が加わったものです。つまり、夏の季語を使ったどんなテーマの俳句でも良いということです。

○○の季節のもの

意味:
指定された季節の俳句を詠むということ
応募要項に「冬の季節のもの」と書かれていれば、冬の季語を使った俳句を詠むということです
雪国の冬のイベントの一環として俳句大会が行われている場合は、応募要項に「冬の季節」で俳句を作ってください、というように書かれていることが多くあります。

季節は自由

意味:
どの季節の季語で俳句を作ってもよいということ
おーいお茶の俳句大会などは、季節が指定されていない大会の一つです。
自分の好きな季節の句を詠むことができます。

応募する際の注意点


応募要項を必ず確認する:
大会によってルールは異なりますので、必ず応募要項をよく読みましょう。
季節を間違えない: 指定された季節の句を詠むようにしましょう。指定された季節を誤った俳句を応募してしまうとそれだけで落選になる大会があるので、注意をしましょう。
複数の句を詠む場合: 20句以上の作品を応募する大会では、応募要項に季節の指定がされていることはほぼありません。ただ提出する人の多くは、春夏秋冬のすべての季節を使って複数の作品を仕立てあげます。

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