動物の特徴で俳句を作る時、まず次の説明文
「何が どんな風にして どうした」
の説明文を書いてから手直しをすると、簡単に俳句になります
(このブログを読んでいる人も、一緒にやってみましょう)
「何が どんな風にして どうした」の一文を書きますが
このとき
「何が」には「動物の季語」
「どんな風にして」には「動物の特徴」
を入れてみましょう
例えばこんな感じ
① シマヘビが 尾をしなやかにして 獲物を巻く
② 猫の子が 小さな足にして 飛び跳ねている
作れたら、一カ所(動物の特徴)の語順を変えます
① シマヘビが 「尾を」←交換→「しなやか」にして 獲物を巻く
② 猫の子が 「小さな」←交換→「足」にして 飛び跳ねている
次のようになります
① シマヘビが しなやかな尾にして 獲物を巻く
② 猫の子が 足を小さくして 飛び跳ねている
あとは五・七・五の音数に整えるだけ
① シマヘビが しなやかな尾に 獲物巻く
② 猫の子が 足を小さく 飛び跳ねる
簡単に俳句になりました
この形で作られている名句を紹介します
ヒヨドリが 口を大きくして 鳴いている
ヒヨドリが 「口を」←交換→「大きく」して 鳴いている
ヒヨドリが 大きな口にして 鳴いている
「ヒヨドリの 大きな口に 鳴きにけり」
いきなり俳句の完成を目指すのは至難の業
ただ、今のように手順を踏めば、簡単に俳句になります
俳句作りに慣れていない人は、参考になさってください