あなたは大丈夫?「分かる・判る・解る」の使い分け

 

 俳句で 「わかる」という言葉を使うときがあります

「わかる」漢字は「分かる・判る・解る」などがあり、それぞれ意味が違うのですが

俳句作品の中には、この漢字を間違って使っているものを見かけます

 

「分かる・判る・解る」の違いを、自信をもって言えない人は

下の表で、意味と使い方を確認しておきましょう

 

 

意味

例文

分かる

あらゆる物事に関する事情、道理などを理解する。

話が分かる人だ。

父の消息が分かった。

中止かどうかまだ分からない。

 

判る

何かが「判明」する。

真犯人が判った。

敵か味方か判らない。

嘘だと判った。

 

解る

物事の持つ意味やくわしい内容や価値を理解する。

現代音楽の良さが解らない。

スペイン語が解る。

 

正しく理解できていたでしょうか? 

漢字一文字ですが、こういう細かなところをおざなりにすると、いつの間にか俳句全体もおざなりに作るようになってしまいます

注意して使うようにしましょう

 

「同じ読みで違う意味のことば」を確認できる本

漢字を使うときにふと迷うときがあります
そういうときに、ぱっと正しい言葉を調べることができます
例文も載っているため、間違わずに言葉を選ぶことができます

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