俳句では「○○のもと」という表現を使うことがあります
法のもと
口は災いのもと
もとを絶つ
資料をもとにする
などがそうです
漢字は「本・下・元・基」のどれかが当てられるのですが、分かりますか?
俳句作品の中では、「本・下・元・基」の漢字の選び方が間違っているのでは?と思う例を見かけるので、「本・下・元・基」の漢字の意味を紹介していきます
ちなみに、先ほどの答えは次の通りです
法の下
口は災いの元
本を絶つ
資料を基にする
正しく選ぶことはできましたか?
「本・下・元・基」の、それぞれの漢字の違いと例文を下に書き出しました
ご自身の認識とずれがないか、確認をしてみてください
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意味 |
例文 |
下 |
影響力や支配力の及ぶ範囲。 …という状態・状況で。 物の下の辺り。
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法の下に平等。 ある条件の下で成立する。 一撃の下に倒した。 灯台下暗し。
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元 |
物事が生じる始まり。 以前。 近くの場所。 |
口は災いの元。 火の元。 元の住所。手元に置く。
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本 |
物事の根幹となる部分。
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本を絶つ必要がある。 本を尋ねる。
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基 |
基礎・土台・根拠。
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資料を基にする。 これまでの経験に基づく。
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「もと」を使うとき、どの漢字だったかな?と悩んだときに参考になさってください
「同じ読みで違う意味のことば」を確認できる本
漢字を使うときにふと迷うときがあります
そういうときに、ぱっと正しい言葉を調べることができます
例文も載っているため、間違わずに言葉を選ぶことができます