えっ、そうなの?「治める・収める・納める・修める」の違い

 俳句で 「おさめる」という言葉を使うときがありますが

漢字表記は「治める・収める・納める・修める」など、いろいろあります

それぞれ意味は違います

俳句作品の中には、間違って漢字を使っているものもあります

「治める・収める・納める・修める」の意味と使い方を、下の表にまとめました

使い方に不安のある人は、確認をしましょう

 

 

意味

例文

治める

問題のない状態になる。

統治する。

 

領地を治める。

 

収める

中に入る。

収束する。

手に入れる。

良い結果を得る。

 

目録に収める。

手中に収める。

効果を収める。

成功を収める。

 

納める

あるべきところに落ち着く。

とどめる。

引き渡す。

終わりにする。

 

税金を納める。

注文の品を納める。

歌い納める。

見納め。

 

修める

人格や行いを立派にする。

身に付ける。

 

身を修める。

学を修める。

ラテン語を修める。

 

漢字一文字の違いですが、意味は全然変わります

俳句で使うときは、間違えないように気を付けましょう

「同じ読みで違う意味のことば」を確認できる本

漢字を使うときにふと迷うときがあります
そういうときに、ぱっと正しい言葉を調べることができます
例文も載っているため、間違わずに言葉を選ぶことができます

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