5音の季語を置く場所
俳句を作るとき、季語の置き場所はとても重要です。特に、季語の音数によって置きやすい場所が変わります。
その場所をあらかじめ知っておくと、俳句を作る過程が楽になります。
例えば、5音の季語は上五または下五にあらかじめ季置くことを意識すると、句を作る過程がスムーズになります。
例えば、次のような句を見てみましょう。
(赤文字が季語です)
光芒と しての蛇口や 青嵐 なつかしや 未生以前の 青嵐 うごかざる 一点がわれ 青嵐 小豆粥 たちまち松の くもりたる |
5音の季語の場合は、そのまま音数がピッタリ上五・下五に合うので、素直に、そこに置いてしまった方が良くて、このように配置すると、句全体の構成が非常に簡単になります。残りの12音部分を考えるだけで良くなるからです。
また、リズムを考える際も、2カ所ではなく1カ所に集中できるという利点があります。
例えば、「小豆粥」という句の場合、上五が決まってしまえば、残りの部分のリズムだけを意識すれば良いので、句全体がスムーズにまとまります。
一方、季語を頭に浮かべて句を作り始めると、複数の要素を一度に考えなければならないので、非常に大変です。
俳句を作るときに考慮するべき要素は、意外と多いものです
季語をどこに置くか 五七五のリズム 十七音の文字数 詠む内容 |
これらを一度に考えて、すぐに句を完成させるのは経験者でも難しいことです。
しかし、5音の季語を上五や下五に置くことで、「季語の置き場所」を考える必要がなくなります
「五七五のリズム」は17音全体を考える必要がなくなり、12音だけに集中できるようになります。
17文字の文章ではなく、12文字の文章を考えるだけで済みます。
これは俳句作りのテクニックというわけではないのですが、俳句を長年やっている人は無意識に身についている技術とも言えます
このような技術を意識することで、俳句を始めたばかりの人でも、効率的に、より楽しく俳句を作ることができます
まとめ
5音の季語を使う場合は
上五・下五に置いてから
残りの12音を作った方が、圧倒的に作りやすい
そうすことで
季語の置き場所を考えなくていい
五七五のリズム、十七音の文字数などで考えるべきことが少なくなる
ということです
5音の季語の紹介
5音の季語の一覧を載せたので、その季語で俳句を作ってみましょう
↓クリックすると表示されます |
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春 |
5音蘆の角(あしのつの)、東菊(あずまぎく)、伊勢参(いせまいり)、磯遊び(いそあそび)、磯竈(いそかまど)、磯菜摘(いそなつみ)、一の午(いちのうま)、犬ふぐり(いぬふぐり)、岩燕(いわつばめ)、鶯菜(うぐいすな)、牛蛙(うしかえる)、苜蓿(うまごやし)、厩出し(うまやだし)、梅若忌(うめわかき)、大石忌(おおいしき)、オキザリス(おきざりす)、翁草(おきなぐさ)、遅桜(おそざくら)、御告祭(おつげさい)、落し角(おとしづの)、朧月(おぼろつき)、お水取(おみずとり)、御身拭(おみぬぐい)、楓の芽(かえでのめ)、帰る雁(かえるかり)、風車(かざぐるま)、樫の花(かしのはな)、風光る(かぜひかる)、鐘供養(かねくよう)、髢草(かもじぐさ)、烏貝(からすがい)、鴉の巣(からすのす)、菊根分(きくねわけ)、菊の苗(きくのなえ)、黄水仙(きずいせん)、木の根明く(きのねあく)、木の芽和(きのめあえ)、金盞花(きんせんか)、金鳳花(きんぽうげ)、草若葉(くさわかば)、暮の春(くれのはる)、クロッカス(くろっかす)、慈姑掘る(くわいほる)、華鬘草(けまんそう)、光悦忌(こうえつき)、氷解(こおりどけ)、木の実植う(このみうう)、子持鯊(こもちはぜ)、サイネリア(さいねりあ)、冴返る(さえかえる)、桜貝(さくらがい)、桜草(さくらそう)、桜鯛(さくらだい)、桜漬(さくらづけ)、桜餅(さくらもち)、実朝忌(さねともき)、三月菜(さんがつな)、座禅草(ざぜんそう)、汐干狩(しおひがり)、望潮(しおまねき)、四月馬鹿(しがつばか)、シクラメン(しくらめん)、蜆汁(しじみじる)、芝桜(しばざくら)、芝桜(しばざくら)、霜くすべ(しもくすべ)、白子干(しらすぼし)、蜃気楼(しんきろう)、杉の花(すぎのはな)、雀の子(すずめのこ)、雀の巣(すずめのす)、巣立鳥(すだちどり)、啄木忌(たくぼくき)、竹の秋(たけのあき)、種選(たねえらび)、種浸し(たねひたし)、父子草(ちちこぐさ)、黄楊の花(つげのはな)、蔦若葉(つたわかば)、椿餅(つばきもち)、燕の巣(つばめのす)、土佐水木(とさみずき)、鶏合(とりあわせ)、鳥帰る(とりかえる)、鳥曇(とりぐもり)、鳥交る(とりさかる)、苗木市(なえぎいち)、苗木植う(なえぎうう)、梨の花(なしのはな)、菜種梅雨(なたねづゆ)、夏近し(なつちかし)、夏蜜柑(なつみかん)、蓴生ふ(ぬなはおう)、葱坊主(ねぎぼうず)、ネクタリン(ねくたりん)、猫の恋(ねこのこい)、猫柳(ねこやなぎ)、ねぢあやめ(ねぢあやめ)、ねぢあやめ(ねぢあやめ)、涅槃西風(ねはんにし)、上り簗(のぼりやな)、蠅生る(はえうまる)、萩根分(はぎねわけ)、初桜(はつざくら)、花篝(はなかがり)、花曇(はなぐもり)、花衣(はなごろも)、紫荊(はなずおう)、花疲れ(はなづかれ)、花菜漬(はななづけ)、母子草(ははこぐさ)、針供養(はりくよう)、春浅し(はるあさし)、春暑し(はるあつし)、春袷(はるあわせ)、春惜しむ(はるおしむ)、春炬燵(はるごたつ)、春時雨(はるしぐれ)、春たのし(はるたのし)、春暖炉(はるだんろ)、春の馬(はるのうま)、春の海(はるのうみ)、春の風邪(はるのかぜ)、春の鴨(はるのかも)、春の蚊(はるのかも)、春の雁(はるのかり)、春の川(はるのかわ)、春の杭(はるのくい)、春の草(はるのくさ)、春の雲(はるのくも)、春の暮(はるのくれ)、春の鹿(はるのしか)、春の霜(はるのしも)、春の蟬(はるのせみ)、春の空(はるのそら)、春の月(はるのつき)、春の鳥(はるのとり)、春の波(はるのなみ)、春の虹(はるのにじ)、春の蠅(はるのはえ)、春の星(はるのほし)、春の水(はるのみず)、春の山(はるのやま)、春の闇(はるのやみ)、春の雪(はるのゆき)、春の夢(はるのゆめ)、春の宵(はるのよい)、春疾風(はるはやて)、春日傘(はるひがさ)、春火鉢(はるひばち)、春深し(はるふかし)、春祭(はるまつり)、春休(はるやすみ)、榛の花(はんのはな)、人麻呂忌(ひとまろき)、雛納め(ひなおさめ)、雛流し(ひなながし)、雛祭(ひなまつり)、ヒヤシンス(ひやしんす)、風生忌(ふうせいき)、蕗の薹(ふきのとう)、フリージア(ふりーじあ)、抱卵期(ほうらんき)、干鰈(ほしがれい)、蛍烏賊(ほたるいか)、木瓜の花(ぼけのはな)、牡丹の芽(ぼたんのめ)、真菰の芽(まこものめ)、松の花(まつのはな)、松毟鳥(まつむしり)、蝮草(まむしぐさ)、豆の花(まめのはな)、水温む(みずぬるむ)、三葉芹(みつばせり)、みどりの日(みどりの日)、麦鶉(むぎうずら)、蒸鰈(むしがれい)、睦五郎(むつごろう)、郁子の花(むべのはな)、鳴雪忌(めいせつき)、目貼剥ぐ(めばりはぐ)、桃の花(もものはな)、八重桜(やえざくら)、柳の芽(やなぎのめ)、柳鮠(やなぎはえ)、山桜(やまざくら)、山笑う(やまわらう)、雪の果(ゆきのはて)、雪柳(ゆきやなぎ)、義仲忌(よしなかき)、ライラック(らいらっく)、若緑(わかみどり)、別れ霜(わかれじも)、蕨餅(わらびもち)、花粉症(かふんしょう)、西行忌(さいぎょうき)、謝肉祭(しゃにくさい)、石鹸玉(しゃぼんだま)、昭和の日(しょうわのひ)、受難節(じゅなんせつ)、常楽会(じょうらくえ)、沈丁花(じんちょうげ)、チューリップ(ちゅーりっぷ)、春キャベツ(はるきゃべつ)、春ショール(はるしょーる)、二日灸(ふつかきゅう)、仏生会(ぶっしょうえ)、茗荷竹(みょうがたけ)、良寛忌(りょうかんき)、渡り漁夫(わたりぎょふ)、聖霊会(しょうりょうえ)、植樹祭(しょくじゅさい) |
夏 |
5音青嵐(あおあらし)、青胡桃(あおくるみ)、青山河(あおさんが)、青芒(あおすすき)、青簾(あおすだれ)、青畳(あおだたみ)、青葉木菟(あおばずく)、青葡萄(あおぶどう)、青みどろ(あおみどろ)、青林檎(あおりんご)、秋近し(あきちかし)、朝曇(あさぐもり)、汗拭ひ(あせぬぐい)、油照(あぶらでり)、雨蛙(あまがえる)、アマリリス(あまりりす)、水馬(あめんぼう)、蟻地獄(ありじごく)、誘蛾燈(いうがとう)、糸蜻蛉(いととんぼ)、糸みみず(いとみみず)、靭草(うつぼぐさ)、独活の花(うどのはな)、海開き(うみびらき)、瓜の花(うりのはな)、漆掻(うるしかき)、えごの花(えごのはな)、桜桃忌(おうとうき)、沖膾(おきなます)、含羞草(おじぎそう)、落し文(おとしぶみ)、海水着(かいすいぎ)、燕子花(かきつばた)、柿の花(かきのはな)、柿若葉(かきわかば)、籠枕(かごまくら)、樫若葉(かしわかば)、柏餅(かしわもち)、風薫る(かぜかおる)、蝸牛(かたつむり)、兜虫(かぶとむし)、髪洗う(かみあらう)、鴉の子(からすのこ)、川蜻蛉(かわとんぼ)、川開(かわびらき)、額の花(がくのはな)、鑑真忌(がんじんき)、桐の花(きりのはな)、草いきれ(くさいきれ)、草茂る(くさしげる)、草田男忌(くさたおき)、薬狩(くすりがり)、樟若葉(くすわかば)、雲の峰(くものみね)、競馬(くらべうま)、栗の花(くりのはな)、罌栗の花(けしのはな)、罌栗坊主(けしぼうず)、健吉忌(けんきちき)、源五郎(げんごろう)、原爆忌(げんばくき)、鯉幟(こいのぼり)、氷水(こおりみず)、金亀子(こがねむし)、苔の花(こけのはな)、木下闇(こしたやみ)、子供の日(こどものひ)、木葉木菟(このはずく)、小判草(こばんそう)、駒繋(こまつなぎ)、更衣(ころもがえ)、昆布刈る(こんぶかる)、胡麻の花(ごまのはな)、御来迎(ごらいごう)、桜の実(さくらのみ)、さくらんぼ(さくらんぼ)、五月富士(さつきふじ)、五月闇(さつきやみ)、沙羅の花(さらのはな)、松蘿(さるおがせ)、百日紅(さるすべり)、サングラス(さんぐらす)、椎の花(しいのはな)、椎若葉(しいわかば)、白絣(しろがすり)、蝉丸忌(せみまるき)、扇風機(せんぷうき)、走馬灯(そうまとう)、ソーダ水(そーだすい)、簟(たかむしろ)、薪能(たきぎのう)、田草取(たぐさとり)、竹落葉(たけおちば)、竹煮草(たけにぐさ)、田水沸く(たみずわく)、竹婦人(ちくふじん)、月見草(つきみそう)、燕の子(つばめのこ)、釣忍(つりしのぶ)、鉄線花(てつせんか)、繍毬花(てまりばな)、天瓜粉(てんかふん)、通し鴨(とおしがも)、時計草(とけいそう)、心太(ところてん)、橡の花(とちのはな)、虎が雨(とらがあめ)、虎鶫(とらつぐみ)、土用波(どようなみ)、茄子の花(なすのはな)、菜種刈(なたねかり)、夏薊(なつあざみ)、夏銀河(なつぎんが)、夏木立(なつこだち)、夏衣(なつごろも)、夏座敷(なつざしき)、夏芝居(なつしばい)、夏燕(なつつばめ)、夏の雨(なつのあめ)、夏の海(なつのうみ)、夏の風邪(なつのかぜ)、夏の川(なつのかわ)、夏の雲(なつのくも)、夏の潮(なつのしお)、夏の空(なつのそら)、夏の月(なつのつき)、夏の果(なつのはて)、夏の星(なつのほし)、夏の虫(なつのむし)、夏の山(なつのやま)、夏の夕(なつのゆう)、夏暖簾(なつのれん)、夏羽織(なつばおり)、夏袴(なつばかま)、夏蒲団(なつぶとん)、夏遍路(なつへんろ)、夏帽子(なつぼうし)、夏館(なつやかた)、夏休み(なつやすみ)、夏蓬(なつよもぎ)、夏蕨(なつわらび)、業平忌(なりひらき)、濁り鮒(にごりぶな)、韮の花(にらのはな)、合歓の花(ねむのはな)、練供養(ねりくよう)、箱眼鏡(はこめがね)、蓮の花(はすのはな)、初鰹(はつがつお)、花氷(はなごおり)、羽抜鳥(はぬけどり)、半ズボン(はんずぼん)、ハンモック(はんもっく)、茨の花(ばらのはな)、蟇(ひきがえる)、菱の花(ひしのはな)、火取虫(ひとりむし)、日向水(ひなたみず)、冷し瓜(ひやしうり)、冷奴(ひややっこ)、蛭蓆(ひるむしろ)、風知草(ふうちそう)、袋掛(ふくろかけ)、袋角(ふくろづの)、富士詣(ふじもうで)、船遊び(ふなあそび)、蛇苺(へびいちご)、朴の花(ほおのはな)、帆立貝(ほたてがい)、蛍籠(ほたるかご)、蛍狩(ほたるがり)、布袋草(ほていそう)、時鳥(ほととぎす)、甜瓜(まくわうり)、松落葉(まつおちば)、水葵(みずあおい)、水遊び(みずあそび)、水中り(みずあたり)、水喧嘩(みずげんか)、溝浚へ(みぞさらへ)、都草(みやこぐさ)、麦の秋(むぎのあき)、虫送り(むしおくり)、村祭(むらまつり)、飯饐る(めしすえる)、黐の花(もちのはな)、灸花(やいとばな)、破れ傘(やぶれがさ)、山棟蛇(やまかがし)、山開(やまびらき)、夕端居(ゆうはしい)、鴨足草(ゆきのした)、柚子の花(ゆずのはな)、夜盗虫(よとうむし)、呼子鳥(よぶこどり)、夜の秋(よるのあき)、ラベンダー(らべんだー)、縷紅草(るこうそう)、若楓(わかかえで)、棉の花(わたのはな)、黄蜀葵(おうしょくき)、金魚売(きんぎょうり)、金魚草(きんぎょそう)、金魚玉(きんぎょだま)、孔雀草(くじゃくそう)、紅蜀葵(こうしょくき)、沙羅双樹(さらそうじゅ)、撒水車(さんすいしゃ)、四十雀(しじゅうから)、著莪の花(しゃがのはな)、楸邨忌(しゅうそんき)、棕櫚の花(しゅろのはな)、菖蒲酒(しょうぶざけ)、菖蒲葺く(しょうぶふく)、暑気中り(しょきあたり)、暑気払い(しょきばらい)、水中花(すいちゅうか)、伝教会(でんぎょうえ)、泥鰌鍋(どじょうなべ)、夏の蝶(なつのちょう)、夏料理(なつりょうり)、熱帯魚(ねったいぎょ)、巴旦杏(はたんきょう)、花菖蒲(はなしょうぶ)、半夏生(はんげしょう)、姫女菀(ひめじょおん)、船料理(ふなりょうり)、捕虫類(ほちゅうるい)、水芭蕉(みずばしょう)、茗荷の子(みょうがのこ)、夜光虫(やこうちゅう)、日射病(にっしゃびょう) |
秋 |
5音藍の花(あいのはな)、青蜜柑(あおみかん)、赤い羽根(あかいはね)、赤蜻蛉(あかとんぼ)、秋袷(あきあわせ)、秋麗(あきうらら)、秋扇(あきおうぎ)、秋収め(あきおさめ)、秋惜しむ(あきおしむ)、秋寒し(あきさむし)、秋時雨(あきしぐれ)、秋簾(あきすだれ)、秋高し(あきたかし)、秋出水(あきでみず)、秋の朝(あきのあさ)、秋の雨(あきのあめ)、秋の海(あきのうみ)、秋の蚊帳(あきのかや)、秋の川(あきのかわ)、秋の雲(あきのくも)、秋の暮(あきのくれ)、秋の声(あきのこえ)、秋の潮(あきのしお)、秋の霜(あきのしも)、秋の蟬(あきのせみ)、秋の空(あきのそら)、秋の虹(あきのにじ)、秋の蠅(あきのはえ)、秋の蜂(あきのはち)、秋の昼(あきのひる)、秋の水(あきのみず)、秋の山(あきのやま)、秋の夜(あきのよる)、秋彼岸(あきひがん)、秋深し(あきふかし)、秋遍路(あきへんろ)、秋祭(あきまつり)、蘆の花(あしのはな)、天の川(あまのがわ)、阿波踊(あわおどり)、生身魂(いきみたま)、一位の実(いちいのみ)、一遍忌(いっぺんき)、稲雀(いなすずめ)、稲の花(いねのはな)、牛膝(いのこづち)、茨の実(いばらのみ)、居待月(いまちづき)、芋嵐(いもあらし)、芋煮会(いもにかい)、鰯雲(いわしぐも)、鰯引く(いわしひく)、薄紅葉(うすもみじ)、馬肥ゆる(うまこゆる)、梅擬(うめもどき)、盂蘭盆会(うらぼんえ)、楝の実(おうちのみ)、男郎花(おとこえし)、落し水(おとしみず)、鬼貫忌(おにつらき)、尾花蛸(おばなたこ)、女郎花(おみなえし)、万年青の実(おもとのみ)、面輪板(おもわいた)、貝割菜(かいわりな)、柿紅葉(かきもみじ)、風の盆(かぜのぼん)、鉦叩(かねたたき)、烏瓜(からすうり)、雁渡し(かりわたし)、榠櫨の実(かりんのみ)、菊供養(きくくよう)、菊膾(きくなます)、菊枕(きくまくら)、衣被(きぬかつぎ)、黍嵐(きびあらし)、螽蟖(きりぎりす)、桐一葉(きりひとは)、九月尽(くがつじん)、臭木の実(くさぎのみ)、草の市(くさのいち)、草の花(くさのはな)、草雲雀(くさひばり)、草紅葉(くさもみじ)、薬掘る(くすりほる)、葛の花(くずのはな)、崩れ梁(くずれやな)、下り梁(くだりやな)、轡虫(くつわむし)、暮の秋(くれのあき)、源義忌(げんよしき)、小鳥狩(ことりがり)、細杷(こまざらい)、牛蒡引く(ごぼうひく)、西鶴忌(さいかくき)、甘藷(さつまいも)、樝子の実(しどみのみ)、新松子(しんちぢり)、新豆腐(しんどうふ)、地蔵盆(じぞうぼん)、そぞろ寒(そぞろさむ)、蕎麦の花(そばのはな)、鷹渡る(たかわたる)、竹の春(たけのはる)、龍田姫(たつたひめ)、蓼の花(たでのはな)、魂祭(たままつり)、大文字(だいもんじ)、椿の実(つばきのみ)、鶴来る(つるきたる)、唐辛子(とうがらし)、十日夜(とおかんや)、木賊刈る(とくさかる)、鳥威し(とりおどし)、鳥兜(とりかぶと)、とろろ汁(とろろじる)、道元忌(どうげんき)、棗の実(なつめのみ)、ななかまど(ななかまど)、濁り酒(にごりざけ)、後の月(のちのつき)、墓参(はかまいり)、葉鶏頭(はげいとう)、櫨ちぎり(はぜちぎり)、櫨紅葉(はぜもみじ)、初嵐(はつあらし)、初紅葉(はつもみじ)、隼人瓜(はやとうり)、海蠃廻し(ばいまわし)、藤袴(ふじばかま)、冬支度(ふゆじたく)、冬近し(ふゆちかし)、冬の磯(ふゆのいそ)、文化の日(ぶんかのひ)、放屁虫(へひりむし)、箒草(ほうきくさ)、法師蟬(ほうしぜみ)、鳳仙花(ほうせんか)、星月夜(ほしづきよ)、杜鵑草(ほととぎす)、盆の月(ぼんのつき)、盆休み(ぼんやすみ)、盆用意(ぼんようい)、松手入(まつていれ)、檀の実(まゆみのみ)、蚯蚓鳴く(みみずなく)、零余子飯(むかごめし)、紅葉狩(もみじがり)、紅葉鮒(もみじぶな)、守武忌(もりたけき)、柳散る(やなぎちる)、薮枯らし(やぶからし)、藪虱(やぶじらみ)、山葡萄(やまぶどう)、落花生(らっかせい)、若煙草(わかたばこ)、渡り鳥(わたりどり)、吾亦紅(われもこう)、秋の蝶(あきのちょう)、銀杏散る(いちょうちる)、休暇明け(きゅうかあけ)、生姜市(しょうがいち)、茶立虫(ちゃたてむし)、破れ芭蕉(やればしょう)、曼珠沙華(まんじゅしゃげ) |
冬 |
5音青木の実(あおきのみ)、息白し(いきしろし)、池普請(いけぶしん)、鼬罠(いたちわな)、一葉忌(いちようき)、兎狩(うさぎがり)、恵比寿講(えびすこう)、大晦日(おおみそか)、御取越(おとりこし)、御神渡(おみわたり)、御命講(おめいこう)、開戦日(かいせんび)、鳰(かいつぶり)、帰り花(かえりばな)、柿落葉(かきおちば)、飾売(かざりうり)、蕪汁(かぶらじる)、鎌鼬(かまいたち)、竃猫(かまどねこ)、神送り(かみおくり)、神の旅(かみのたび)、神の留守(かみのるす)、神迎(かみむかえ)、枯芒(かれすすき)、枯芙蓉(かれふよう)、枯葎(かれむぐら)、枯柳(かれやなぎ)、カレンダー(かれんだー)、革衣(かわごろも)、河郎忌(かわろうき)、寒葵(かんあおい)、寒鴉(かんがらす)、寒稽古(かんげいこ)、寒晒(かんざらし)、寒蜆(かんしじみ)、寒雀(かんすずめ)、寒卵(かんたまご)、寒椿(かんつばき)、寒造(かんづくり)、神無月(かんなづき)、寒の入(かんのいり)、寒の水(かんのみず)、寒牡丹(かんぼたん)、寒参(かんまいり)、寒見舞(かんみまい)、狐罠(きつねわな)、鯨汁(くじらじる)、薬喰(くすりぐい)、葛晒す(くずさらす)、熊祭(くままつり)、クリスマス(くりすます)、毛糸編む(けいとあむ)、木の葉髪(このはがみ)、暦売(こよみうり)、里神楽(さとかぐら)、敷松葉(しきまつば)、七五三(しちごさん)、凍豆腐(しみどうふ)、注連飾る(しめかざる)、注連作(しめつくり)、霜柱(しもばしら)、隙間風(すきまかぜ)、煤払(すすはらい)、青邨忌(せいそんき)、背蒲団(せなぶとん)、漱石忌(そうせきき)、蘇鉄の実(そてつのみ)、畳替(たたみがえ)、狸汁(たぬきじる)、狸罠(たぬきわな)、玉子酒(たまござけ)、大根焚(だいこたき)、大根の葉(だいこのは)、大師講(だいしこう)、近松忌(ちかまつき)、石蕗の花(つはのはな)、貞徳忌(ていとくき)、年惜しむ(としおしむ)、年木樵(としきこり)、年篭(としごもり)、年の市(としのいち)、年の内(としのうち)、年の暮(としのくれ)、年守る(としまもる)、年用意(としようい)、年忘(としわすれ)、寅彦忌(とらひこき)、酉の市(とりのいち)、納豆汁(なっとじる)、名の木枯る(なのきかる)、波の花(なみのはな)、日記買う(にっきかう)、日記果つ(にっきはつ)、根深汁(ねぶかじる)、掃納(はきおさめ)、蓮根掘る(はすねほる)、鉢叩(はちたたき)、初氷(はつごおり)、初時雨(はつしぐれ)、針供養(はりくよう)、春近し(はるちかし)、日脚伸ぶ(ひあしのぶ)、日向ぼこ(ひなたぼこ)、枇杷の花(びはのはな)、札納(ふだおさめ)、懐手(ふところで)、冬安居(ふゆあんご)、冬苺(ふゆいちご)、冬鷗(ふゆかもめ)、冬霞(ふゆがすみ)、冬構(ふゆがまえ)、冬籠(ふゆごもり)、冬桜(ふゆざくら)、冬座敷(ふゆざしき)、冬菫(ふゆすみれ)、冬薔薇(ふゆそうび)、冬の朝(ふゆのあさ)、冬の虻(ふゆのあぶ)、冬の雨(ふゆのあめ)、冬の海(ふゆのうみ)、冬の梅(ふゆのうめ)、冬の雁(ふゆのかり)、冬の川(ふゆのかわ)、冬の霧(ふゆのきり)、冬の雲(ふゆのくも)、冬の暮(ふゆのくれ)、冬の空(ふゆのそら)、冬の月(ふゆのつき)、冬の鳥(ふゆのとり)、冬の波(ふゆのなみ)、冬の虹(ふゆのにじ)、冬の蠅(ふゆのはえ)、冬の蜂(ふゆのはち)、冬の星(ふゆのほし)、冬の水(ふゆのみず)、冬の虫(ふゆのむし)、冬の鵙(ふゆのもず)、冬の靄(ふゆのもや)、冬の山(ふゆのやま)、冬の雷(ふゆのらい)、冬花火(ふゆはなび)、冬旱(ふゆひでり)、冬雲雀(ふゆひばり)、冬深し(ふゆふかし)、冬帽子(ふゆぼうし)、冬紅葉(ふゆもみじ)、冬館(ふゆやかた)、冬休み(ふゆやすみ)、古暦(ふるごよみ)、鰤起し(ぶりおこし)、干菜汁(ほしなじる)、干菜吊る(ほしなつる)、朴落葉(ほほおちば)、頬被(ほほかむり)、牡丹鍋(ぼたんなべ)、松葉蟹(まつばがに)、晦日蕎麦(みそかそば)、鷦鷯(みそさざい)、耳袋(みみぶくろ)、都鳥(みやこどり)、虎落笛(もがりぶえ)、紅葉散る(もみじちる)、厄払(やくはらい)、藪柑子(やぶこうじ)、山眠る(やまねむる)、雪遊び(ゆきあそび)、雪起し(ゆきおこし)、雪下し(ゆきおろし)、雪囲(ゆきがこい)、雪合羽(ゆきがっぱ)、雪しまき(ゆきしまき)、雪達磨(ゆきだるま)、雪眼鏡(ゆきめがね)、雪催(ゆきもよい)、夜鷹蕎麦(よたかそば)、嵐雪忌(らんせつき)、ルミナリエ(るみなりえ)、臘八会(ろうはつえ)、藁仕事(わらしごと)、枯芭蕉(かればしょう)、甘蔗刈(かんしょかり)、寒施行(かんせぎょう)、賀状書く(がじょうかく)、社会鍋(しゃかいなべ)、十二月(じゅうにがつ)、除夜の鐘(じょやのかね)、除夜詣(じょやもうで)、草城忌(そうじょうき)、泥鰌掘る(どじょうほる)、冬の蝶(ふゆのちょう)、仏手柑(ぶっしゅかん)、雪女郎(ゆきじょろう)、竜の玉(りゅうのたま) |
新年 |
5音小豆粥(あづきがゆ)、謡初(うたいぞめ)、鬼打木(おにうちぎ)、傀儡師(かいらいし)、鏡餅(かがみもち)、飾臼(かざりうす)、飾海老(かざりえび)、飾米(かざりこめ)、着衣始(きそはじめ)、蔵開(くらびらき)、鍬始(くわはじめ)、去年今年(こぞことし)、小松引(こまつひき)、幸木(さいわいぎ)、猿廻し(さるまわし)、三が日(さんがにち)、四方拝(しほうはい)、注連飾(しめかざり)、注連貰(しめもらい)、宝船(たからぶね)、玉せせり(たませせり)、年男(としおとこ)、鳥総松(とぶさまつ)、薺打(なづなうつ)、成木責(なりきぜめ)、子日草(ねのひぐさ)、能始(のうはじめ)、機始(はたはじめ)、初茜(はつあかね)、初明り(はつあかり)、初浅間(はつあさま)、初閻魔(はつえんま)、初鏡(はつかがみ)、初篝(はつかがり)、初神楽(はつかぐら)、初竃(はつかまど)、初霞(はつがすみ)、初鴉(はつがらす)、初句会(はつくかい)、初景色(はつげしき)、初暦(はつごよみ)、初芝居(はつしばい)、初雀(はつすずめ)、初硯(はつすずり)、初大師(はつだいし)、初便り(はつだより)、初筑波(はつつくば)、初鼓(はつつづみ)、初手水(はつてうづ)、初電話(はつでんわ)、初日記(はつにっき)、初音売(はつねうり)、初比叡(はつひえい)、初不動(はつふどう)、初詣(はつもうで)、初薬師(はつやくし)、ひめ始(ひめはじめ)、福達磨(ふくだるま)、福袋(ふくぶくろ)、福沸(ふくわかし)、福笑ひ(ふくわらい)、仏の座(ほとけのざ)、松納(まつおさめ)、松の内(まつのうち)、鞠始(まりはじめ)、土竜打(もぐらうち)、山始(やまはじめ)、弓始(ゆみはじめ)、嫁が君(よめがきみ)、笑初(わらいぞめ)、藁盒子(わらごうし)、小正月(こしょうがつ)、寝正月(ねしょうがつ)、初写真(はつしゃしん)、福寿草(ふくじゅそう) |
ほかの音数の季語の置く場所(記事リンク)
■音数から季語をさがせる本
上記の本は、12,500語の季語を、音数順に並べたものです
5音の季語を探す際に役立ちますし、「ここに4音の季語が入れば完成する」と言ったときにも希望の音数の季語を探すことができます