木幡忠文

俳句を楽しむ

風車まはり消えたる五色かな

風車まはり消えたる五色かな   鈴木花蓑「まはり」は、「まわり(回り)」の旧仮名風車の色が、風で回った瞬間に消えた、という俳句一瞬の光景を上手く切り取った作品客観写生が良い風車が静止している状態から風を受けて回り出し、その鮮やかな五色が消え...