木幡 忠文

季語の世界

美しい季節の言葉を紹介|新年の季語一覧

新年の季語(530個)の一覧です。季語は日本の自然の美しさを凝縮した言葉ですので、季語を含んだ言葉を私たちは美しい日本語と感じます。ここで紹介する季語を、ぜひ日常でも使ってみてください。
季語のいろいろ

季語の落とし穴?「雁の涙」とは

俳句の季語には、その言葉自体が比喩になっているものがあります。秋の季語「雁の涙(かりのなみだ)」もその一つで、歳時記によっては「露を雁の涙に見立てた言葉」と説明されています。 1)しかし、この「雁の涙」を俳句で使うには、いくつかの注意が必要...
季語のいろいろ

歳時記の間違い?紫陽花の別称の瓊花(けいか)とは

俳句をたしなむ方なら、歳時記で紫陽花(あじさい)の別称として紹介されているの瓊花(けいか)を目にしたことがあるかもしれません。しかし、この説には疑問の声が多く、専門家の間でも「間違いではないか」と指摘されています。「瓊花」と「紫陽花」、何が...
季語のいろいろ

「百松明の神事」は実在する?

俳句を詠むとき、歳時記に載っている行事の季語を調べてみると、ときどき「これは一体どんな行事だろう?」と首をかしげる言葉に出会うことがあります。今回は、そんな「謎の季語」の一つ、「百松明の神事(ひゃくたいまつのしんじ)」に迫ります。「百松明の...
季語のいろいろ

ショウブ、アヤメ、カキツバタの違い

ショウブ、アヤメ、カキツバタは、いずれもアヤメ科アヤメ属の植物で、初夏の水辺を彩る美しい花々です。しかし、俳句の世界では、これらの花を詠み分けることで、情景や季節感をより細やかに表現します。ここでは、それぞれの違いと、俳句における特徴を解説...
季語のいろいろ

「夕焼ける」の使い方は正しい?

「夕焼け」という言葉はあるけれど、「夕焼ける」という言葉は何なのか?「夕焼ける」という表現を俳句で使って良いのか、悪いのかなどについて書いています。
季語のいろいろ

俳句初心者さん向け!「秋の色」について深掘り解説

「秋の色」という言葉、秋を表す季語としてよく見かけますが、一体何を指しているのか、少し分かりづらい部分があります。この記事では、俳句初心者の方にも分かりやすく解説し、「秋の色」の意味や使い方、そして具体的な俳句の例を紹介します。「秋の色」と...
季語のいろいろ

七十二候に隠された、もう一つの顔

俳句の世界には、季節をさらに細かく区切った「七十二候」という言葉があります。これは、二十四節気をさらに三つに分けた、一年を72の季節で表す暦です。この七十二候、実は日本のものと中国のもので、内容が少し違うことを知っていますか?今回は、その違...
季語のいろいろ

季語の物語を探る!「蘆の神輿」は担ぐものじゃない?

「蘆の神輿」とは夏の夜を彩るお祭りには、それぞれに深い歴史や物語が隠されています。愛知県津島市で毎年行われる津島祭もその一つで、その関連季語に「蘆の神輿(あしのみこし)」という言葉があります。「神輿(みこし)」と聞くと、多くの人がお神輿を担...
季語のいろいろ

季語の落とし穴?「林の鐘」とは

「林の鐘」とは俳句の世界には、一見すると漢字の意味がそのまま通用しそうな、不思議な季語があります。旧暦6月の別称である「林鐘(りんしょう)」もその一つかもしれません。歳時記によっては、「林の鐘(はやしのかね)」と訓読みで表記されていることが...