俳句で注意をしたい言葉・季語

俳句で注意をしたい言葉・季語

季語「雁の涙」の問題点

「雁の涙(かりのなみだ)」という秋の季語があります 日外アソシエーツ「俳句季語よみかた辞典」で紹介されています 1) 意味は、露を雁の涙に例えたもの このような比喩は昔から使われていて、『万葉集』でも見ることができます 鳴きわたる雁の涙や落...
俳句で注意をしたい言葉・季語

七十二候の一つ「半夏生、半夏生ず」の読み方の謎・・

七十二候の一つに「半夏生」がありますが、本によって3種類の表記に分かれます 「半夏生(はんげしょう)」「半夏生(はんげしょうず)」「半夏生ず(はんげしょうず)」です 次の本は「半夏生(はんげしょう)」と書いています 百科事典マイペディア ブ...
俳句で注意をしたい言葉・季語

季語の、斑雪凍つ(はだらいつ)は正しいの?

「俳句季語よみかた辞典」に「斑雪凍つ」という季語が紹介されています 1) 意味は、まだらに積った春雪の情景、とあります この季語ですが、次の3つの理由で、季語に慣れていない人が使うのは難しいと思います 1 季語自体が季重なり 2 重なった季...