季語の世界

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季語の、雛の絵(ひなのえ)ってなに?

「俳句季語よみかた辞典」に「雛の絵」という季語が紹介されていて、ひな人形の一種と書かれています 1)「雛の絵」というのは紙や絹に描いた雛を言います掛け軸に絵を描き、床の間に飾るなどします掛け軸として吊るすことから「掛雛(かけびな)」とも呼ば...
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「カゲロウ」の子季語の「正雪蜻蛉(しょうせつとんぼ)」ってなに?

「カゲロウ」の関連季語に「正雪蜻蛉(しょうせつとんぼ)」があります正雪蜻蛉は、カゲロウが群れ飛んでいる姿を由比正雪の怨念に見立てたもの「正雪」の背景を知っていると、それに絡めた出来事や、風物を取り合わせて俳句を作ることができます今回のような...
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季語の「厄身欠」ってなに?

「身欠鰊(みかきいにしん)」という初夏の季語があります鰊の頭と尾と切り去り、二枚におろして干したものですこの「身欠鰊」の関連季語に「厄身欠(やくみがき)」を掲載している歳時記があり 1)言葉が気になったので調べました意味は「カビないように、...
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季語の、「袋蜘蛛、蜘蛛の太鼓、蜘蛛の袋」の違い

「袋蜘蛛、蜘蛛の太鼓、蜘蛛の袋」という夏の季語があります「袋蜘蛛」は、膨らんだ卵嚢を持つ蜘蛛を指します「蜘蛛の太鼓、蜘蛛の袋」は、メスの蜘蛛が糸で作る膨らんだ卵嚢を指します蜘蛛を指すか蜘蛛の持つ卵嚢を指すかの違いがありますが認識が違うと、俳...
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季語の「田のむの雁(たのむのかり)」の「田のむ」とは?

「俳句季語よみかた辞典」に「田のむの雁」という季語が紹介されています意味は「雁を田におけば、思い思いの方に向くこと」とありますが 1)説明を読んでも、よく分かりませんここでの「田のむ」は「田の面(たのも)」が音変化して「田の面(たのむ)」と...
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季語の「綱飛」とは?

「俳句季語よみかた辞典」に冬の季語として「綱飛」が掲載されています 1.2)意味は「縄飛のこと」なぜ「綱飛」と書いているのに、意味は「縄飛のこと」と書かれていのでしょう?一般的に「綱」は縄よりも太く、命綱や綱引など、何かを支えたり、引っ張っ...