俳句で注意をしたい季語

俳句で注意をしたい言葉・季語

季語の、百松明の神事(ひゃくたいまつのしんじ)とは?

「松例祭(しょうれいさい)」という冬の季語があります。12月31日に出羽三山神社で行われる祭りです。この関連季語として、「百松明の神事(ひゃくたいまつのしんじ)」を掲載している歳時記があります。 1.2)ただ、松例祭で行われる神事について、...
俳句で注意をしたい言葉・季語

季語の鳥交む(つるむ)・鳥交る(さかる)の漢字は正しいの? 

春の季語に、「鳥つるむ・鳥さかる」があります 「角川俳句大歳時記」「合体俳句歳時記」は 鳥つるむ・鳥交る(さかる)と書いています 2.3) 「現代俳句歳時記」は 鳥交む(つるむ)・鳥交る(さかる)と書いています 4) ただ、一般的に 「つる...
俳句で注意をしたい言葉・季語

季語の、湖招(うしおまねき)は正しい?

「季語・季題辞典」に「湖招(ウシオマネキ)」という季語が紹介されていて、説明には 「海辺の砂地のスナガニ科の小さい蟹。はさみを上下に動かす姿が潮を招くように見えることから、この名がある」と書かれています 1) 説明から考えると、おそらく 潮...
俳句で注意をしたい言葉・季語

季語、「秋晴る」の違和感

「秋晴る」という季語が角川俳句大歳時記に紹介されています 1) 「晴る」は「晴れる」の文語形 意味は秋の澄んで晴れ渡る空のことですので、「秋晴れ」と同じ意味です この「秋晴る」に少し違和感を覚えるのは私だけでしょうか 違和感を覚えるのは、隠...
俳句で注意をしたい言葉・季語

北極熊が季語?その理由を調べてみた

「角川俳句大歳時記」には熊が季語として採用されていて、熊の子季語には、羆(ひぐま)、月輪熊(つきのわぐま)、北極熊、白熊などが掲載されている 1) 北極熊(白熊)は北極圏およびその周辺に生息する熊で、日本では見られないのに、なぜ季語として掲...
俳句で注意をしたい言葉・季語

熊が冬の季語?クマ被害は夏に多いけれど・・・

歳時記には「熊」が冬の季語で掲載されている 1.2.6.7.8) 熊は冬の期間は冬眠をしていて普通は見かけない。 それにもかかわらず、なぜ冬の季語にされているのだろうか?     熊の目撃情報が多いのは春から秋 熊が多く目撃されるのは春から...
俳句で注意をしたい言葉・季語

歳時記の七十二候は、中国の暦のもの?

「二十四節気七十二候」というものがある 一年を4つの季節に分けたものを四季と言い「春夏秋冬」がある 一年を24個に分けたものを二十四節気、72個に分けたものを七十二候という もとは中国から来た暦で、中国の二十四節気と同じものを日本でも使って...
俳句で注意をしたい言葉・季語

俳句表現の「夕焼ける」ってなに?

「夕焼け」という言葉はあるけれど、「夕焼ける」という言葉は何なのか?「夕焼ける」という表現を俳句で使って良いのか、悪いのかなどについて書いています。
俳句で注意をしたい言葉・季語

季語の「冬襖(ふゆぶすま)」に「冬」は必要?

冬の季語に「襖(ふすま)」があります 木枠に紙や布を張った建具のことです 「角川俳句大歳時記」「俳句季語よみかた辞典」では「襖」の関連季語に「冬襖」を掲載しています 1.2) 冬の季語である「襖」に、なぜ冬をつけるのでしょうか その意味は書...
俳句で注意をしたい言葉・季語

季語の「明やす」の「やす」って?

短い夏の夜が明けやすいという意味の「明易し」という季語があります この「明易し」の関連季語として「明やす」を紹介している本があります 1.2) 漢字表記にすると、おそらく「明易(あけやす)」だと思います 明易(あけやす)と書くと、明易(あけ...