俳句作りのポイント

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初心者は俳句に季語を入れた方が良い理由

俳句をやっていると季語を入れるべきか(有季) 入れなくても良いのか(無季)という話がでます 有季でも無季でも良い句は良いので、どちらでも良いと思いますが 俳句を始めたばかりの人は、できれば有季で作った方が良いと思います 季語が入っていると、...
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俳句は、季語を置く場所で雰囲気は変わる

季語を置く場所を工夫することで、俳句の雰囲気というのは大きく変わります ここでは、季語を上五に置いた時と、下五に置いた時の違いを説明します ■ 季語を上五に置く まず季語を上五に置いた時に、俳句に与える効果ですが 上五に季語をおくと、最初に...
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俳句表現のひとつ「倒置法」について

俳句の表現方法の一つとして、倒置法があります 倒置法というのは、文節を普通の順序とは逆にする表現方法です 燕はどこへ行くのか → どこへ行くのか、燕は(倒置法) 早く書きなさい   → 書きなさい、早く  (倒置法) 倒置法は、小説を書く作...
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俳句は「情報」ではなくは「体験」を書く

俳句で人が感動するのは、情報ではなく体験です 「桜が染まっていた」「コスモスが揺れていた」「夏料理は涼しげ」 これらはあくまでも情報 このような情報をいくら俳句で言っても、感動はしない そうではなくて、体験したことを書く 「桜が染まっている...
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俳句で「漢語」を使うか「和語」を使うか

わずか17音しかない俳句では、漢語を使うか和語を使うかで、一句の印象がガラッと変わりますので、句作の際には意識をするといいと思います 漢語と和語の違いは、おおむねこのような感じです 漢語 和語 中国からはいってきた読み方 昔からの日本語 そ...
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俳句で多作をするコツ

多作をする「コツ」のようなものを紹介する オンオフを明確に 身体の調子が良い時と悪い時があるように、俳句をすらすら作れる時と、まったく作れない時がある 体調が悪い時に無理に仕事をしても良い仕事はできないように まったく作れない時に、無理に頑...
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体験したことをメモにとっておくと、全て俳句の材料になる

句の材料が見つかったら、気が付いたこと、感じたことをどんどんメモにとりましょう 難しく考える必要はありません、見たままの様子や動き方など 気が付いたことを書き留めるだけです このように書き留めたタネは、後々で俳句を作る際の貴重な材料になりま...
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俳句での7つの省略方法

俳句はいかに省略できるか、と言われます 省略すれば音数を節約できるし、表現もすっきりします 表現がすっきりすれば、読者の印象にも強く残ります なので、初心者でも簡単にできる省略の場所をあげてみます ① 「ごとき」「ような」を消す 雪のような...
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俳句で「新しい発想」を出す方法

俳句で新しい発想を出すためには「とにかく量を出す」ことが大切です 数多く出せば、その中に必ず面白い発想の句があるからです ただ、その場で作らざるを得ない句会などでは、そのような手間のかかることはやっていられません そんな時は、「切り口」を意...
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俳句で省略をする理由と方法

ここでは、次の二点を記事にしている①俳句で省略をする理由②俳句で省略する方法①俳句で省略をする理由俳句では、よく省略をしなさいと言われる省略をした俳句は、鑑賞者の想像の引き金になるから それを狙って省略をするように言われる 例えば 桜が風に...