俳句作りのポイント

俳句を作る

動物の特徴で俳句を作ると良い

動物の特徴で俳句を作る時、まず次の説明文「何が どんな風にして どうした」の説明文を書いてから手直しをすると、簡単に俳句になります(このブログを読んでいる人も、一緒にやってみましょう)「何が どんな風にして どうした」の一文を書きますがこの...
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俳句は「自分らしさ」を追い求めた方がいい

現在、俳句を作っている人は、日本だけで2百万人いると言われています単純に、一人が毎日1句を作るだけで、日々2百万句が日本に生まれている計算になりますこれだけの俳句が生まれていると、ほとんどが似たり寄ったりの平凡な内容となるのは否めませんその...
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季語が、季語にならないことがある

せっかく俳句で季語を使ったつもりなのに、その季語が季語になっていない事があります例えば「雪」という季語がありますが「雪」をそのまま使えば季語になるのですが絵に描かれた雪を詠みたくて、俳句の中で「雪の絵」というように使った場合、それは季語にな...
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俳句では「はっ」とした特徴を詠もう

季語の普通の出来事と、季語を見て「はっ」とした特徴を合わせると俳句になる 朝顔が咲く        (季語の普通の出来事) 朝顔の一輪だけ深い淵の色 (季語を見て「はっ」とした特徴)    ↓ 朝顔や一輪深き淵の色    与謝蕪村 朝顔が咲...
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「伝わらない俳句」の3つの原因

句会などに参加していると、必ず伝わる俳句を作る人と、伝わらない俳句を作る人の2つに分かれます伝わらない俳句になる理由は色々ありますが、今回は3つの原因に焦点を絞って説明します次の3つを意識するだけで、伝わる俳句にぐっと近づけるはずです①具体...
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俳句で遠近法を使う場合の「遠近」の順番

俳句を作るときの一つの方法なのですが外で俳句を作るときに、遠近法を使うと作りやすいということがあります具体的には、次の順で作ります①目の前にある季語を選ぶ(例えば、帰り花)②「これを詠む」と、しっかりと自分に言い聞かせる③遠くを見て、季語に...
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俳句で「色を組み合わせて」作る方法

俳句を鑑賞していると、たまに美しい色彩が脳裏に浮かぶ作品がありますこれを意識的に俳句作りに応用する方法を紹介します具体的には、季語の色と、取り合わせる物の色を意識して作ります季語に「夏の雲」を選んだ場合、読者の頭の中には白が浮かぶので、白と...
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俳句では、深く観察すると良い俳句が作れる

俳句を詠むときは、深く観察をすること例えば、天道虫のはねの星を詠むのであれば、星をよく観察をして、発見したことを最低でも10個は上げること発見の数が多いほど、深い観察をしている、そう考えてもいいでしょう深く観察をすると、様々なことが見えてき...
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「俳句は頭で考えないこと」の意味

「俳句は頭で考えないこと」とよく言われます初学者がこのように注意を受けると「頭で考えるなと言うけれど、他の人も机で作っているのだから、頭で考えているのでしょ?」と思う人もいるのではないでしょうか結論を言ってしまうと、確かにその通りです仕上げ...
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俳句で「一物仕立て」を作るポイント

俳句を始めたばかりの人は、必ず一度くらいは先輩方から「初心者の内は一物仕立てを作るのはやめた方がいい」と言われると思います一物仕立てと言うのは、ある対象物を十七音で一気に詠んでしまうことです例えば、桜の散り方に感動をしたのなら桜の散る様子だ...