季語のいろいろ

季重なり季語?「木の芽流し」は春?夏?

「木の芽流し」は春?夏?季語の中には、少しややこしいものがあります。それは、似た言葉なのに意味や季節が違う季語です。例えば、茅花流し(つばなながし):茅の花が咲く頃に吹く南風(初夏の季語)筍流し(たけのこながし):筍が芽を出す頃に吹く南風(...
季語の世界

夏の季語の謎!「神植(かみうえ)」とは

神植とは夏の季語に、田植えの時期に行われる神事「御田植(おたうえ)」があります。歳時記によっては、この関連季語として「神植(かみうえ)」という言葉が載っているのを目にすることがあります。1.2.3)しかし、この「神植」という言葉は、辞書や一...
季語の世界

美しい季節の言葉を紹介|夏の季語一覧

夏の季語(1517個)の一覧表です。季語は日本の自然の美しさを凝縮した言葉ですので、季語を含んだ言葉を私たちは美しい日本語と感じます。ここで紹介する季語を、ぜひ日常でも使ってみてください。
季語のいろいろ

熊が冬の季語?クマ被害は夏に多いけれど・・・

現在発売されている歳時記では、「熊」は冬の季語とされていますが 1.2.6.7.8)なぜ「熊」が冬の季語なのでしょうか?現在の日本では、熊の目撃情報がもっとも増えるのは夏です。このため、「熊」の季語を調べる人が増えるのも、被害のニュースが報...
季語の世界

夏の季語の謎!「葛藤、青葛、葛籠葛」は全部同じ植物?

晩夏の季語に、つる性の植物「葛藤(つづらふじ)」があります。この「葛藤」の関連季語として、歳時記には「青葛(あをかづら)」や「葛籠葛(つづらかずら)」といった、よく似た言葉が載っていることがあります。これらの言葉は、漢字の読み方も少しずつ違...
季語の世界

夏の季語の謎!「明やす」の「やす」とは

「明やす」とは夏の夜は短く、あっという間に夜が明けます。そんな夏の夜明けを表現する季語に「明易し(あけやすし)」があります。この「明易し」の関連季語として、歳時記に「明やす(あけやす)」という言葉が載っているのを目にすることがあります。 1...
季語の世界

夏の季語の謎!「葦鶯(あしうぐいす)」とは

葦鶯(あしうぐいす)とは夏の季語に、にぎやかな鳴き声が特徴の「葭切(よしきり)」という鳥がいます。歳時記によっては、この鳥の別称として「葦鶯(あしうぐいす)」という言葉が載っていることがあります。 1)しかし、「うぐいす」と言えば春の季語。...
季語の世界

夏の季語の謎!「月不見月」の「不見」とは

「月不見月」とは俳句の世界には、一見すると難解な言葉の組み合わせでできた季語があります。旧暦5月を指す夏の季語「月不見月(つきみずつき)」もその一つかもしれません。歳時記では、「五月雨(さみだれ)で雲が多いため、月がほとんど見えない月」と説...
季語の世界

夏の季語の謎!「棘高鯵」とは

「棘高鯵」とは俳句の世界には、一見すると難解な季語が数多く存在します。夏の季語として紹介されている「棘高鯵」もその一つかもしれません。 1.2)歳時記や辞書によって、この季語の読み方が、「イダカアジ」「トゲタカアジ」「イラタカアジ」と、いく...
季語の世界

夏の季語の謎!「すむぎ」ってどんな麦飯?

「すむぎ」とは夏の季語に、麦を混ぜて炊いたご飯「麦飯(むぎめし)」があります。この麦飯の関連季語として、歳時記によっては「すむぎ」という言葉が載っていることがあります。 1)「すむぎ」とは、一体どのような麦飯なのでしょうか?「すむぎ」に隠さ...