季語

季語の世界

秋の季語の謎!「秋晴る」の違和感

「秋晴る」とは秋の澄んだ空を詠む季語に、「秋晴(あきばれ)」があります。この「秋晴」の関連季語として、歳時記によっては「秋晴る(あきはる)」という言葉が載っていることがあります。 1.2.3)「晴る」は「晴れる」の文語形ですが、この「秋晴る...
季語の世界

秋の季語の謎!「敗荷」の「敗」とは

秋の季語に、雨風に打たれて破れたハスの葉を指す「破蓮(やれはす)」があります。この関連季語として、「敗荷(やれはす)」という言葉が歳時記に載っていることがあります。 1.2.3.4)「破」という漢字は「破れる」と読むので、「破蓮」と書くのは...
季語のいろいろ

一茶の句に学ぶ「露の世」の謎

俳句に親しんでいると、歳時記で「この季語、本当に秋?」と疑問に思うことがあります。今回は、秋の季語である「露」の子季語としてしばしば登場する「露の世(つゆのよ)」の謎に迫ってみましょう。「露の世」とは「露の世」は、「はかなく消えやすい露のよ...
俳句を始める

俳句の『歳時記』とは

俳句歳時記の使い方や内容について、わかりやすく解説をしています。歳時記ってそもそも「どのようなもの?」「何に使うものなの?」といった初歩的な疑問にも答えています。
本の紹介

「国際俳句歳時記 夏」

『国際俳句歳時記 夏』は、世界の俳句愛好家たちが詠んだ作品を掲載した、面白い歳時記です。この一冊は、単なる歳時記ではなく、文化・言語を超えたコミュニケーションと相互理解の可能性を秘めた本と言えます。多様な視点と異文化の発見この本の最大の魅力...
本の紹介

「四季を語る季語」24000の季語集

本の内容「四季を語る季語」は、歳時記と季寄せの利点を融合させた、新しい形の歳時記です。一般的な歳時記は、多くの季語を収録していますが、子季語(関連する季語)の意味までは書かれていません。一方、季寄せは、子季語の意味が丁寧に解説されているもの...
一歩を踏み出そう

俳句を通じて気づく、日本の四季の美しさ

俳句は自然を詠む詩、とも言えます。ですので、俳句を始めると、それまでは気にも留めていなかった自然の細やかな変化に目が向くようになります。庭に咲く草花や、道端で見かける植物、鳥や虫の鳴き声なども俳句の題材になるため、よく見るようになり、これま...
俳句で注意をしたい言葉

俳句における「氷る・凍る」の使い分け

読み方は同じだけれど、漢字の違う言葉に「氷る・凍る」があります。それぞれに使われる場所が違うので、俳句で間違えて使わないように意味や使い方を紹介します。
俳句で注意をしたい言葉

俳句における「暖かい・温かい」の使い分け

「あたたかい」という言葉には、「暖かい」と「温かい」という二つの漢字があります。どちらも同じように使えそうに思えますが、実はそれぞれに異なる意味があり、使い分けることで句の情景がより豊かになります。この記事では、「暖かい」と「温かい」の基本...
俳句を作る

1音の季語は、ここに置くと作りやすい

俳句を作るとき、どこに季語を置くか迷いますよね。実は、季語は音の数によって置きやすい場所があります。特に1音の季語は、置き方を工夫すると俳句がぐっと作りやすくなります。1音の季語の置く場所季語の音が1音しかないと、俳句に収めるのが難しいので...