季語

季語のいろいろ

「百松明の神事」は実在する?

俳句を詠むとき、歳時記に載っている行事の季語を調べてみると、ときどき「これは一体どんな行事だろう?」と首をかしげる言葉に出会うことがあります。今回は、そんな「謎の季語」の一つ、「百松明の神事(ひゃくたいまつのしんじ)」に迫ります。「百松明の...
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ショウブ、アヤメ、カキツバタの違い

ショウブ、アヤメ、カキツバタは、いずれもアヤメ科アヤメ属の植物で、初夏の水辺を彩る美しい花々です。しかし、俳句の世界では、これらの花を詠み分けることで、情景や季節感をより細やかに表現します。ここでは、それぞれの違いと、俳句における特徴を解説...
季語のいろいろ

「夕焼ける」の使い方は正しい?

「夕焼け」という言葉はあるけれど、「夕焼ける」という言葉は何なのか?「夕焼ける」という表現を俳句で使って良いのか、悪いのかなどについて書いています。
季語のいろいろ

俳句初心者さん向け!「秋の色」について深掘り解説

「秋の色」という言葉、秋を表す季語としてよく見かけますが、一体何を指しているのか、少し分かりづらい部分があります。この記事では、俳句初心者の方にも分かりやすく解説し、「秋の色」の意味や使い方、そして具体的な俳句の例を紹介します。「秋の色」と...
季語のいろいろ

七十二候に隠された、もう一つの顔

俳句の世界には、季節をさらに細かく区切った「七十二候」という言葉があります。これは、二十四節気をさらに三つに分けた、一年を72の季節で表す暦です。この七十二候、実は日本のものと中国のもので、内容が少し違うことを知っていますか?今回は、その違...
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季語の物語を探る!「蘆の神輿」は担ぐものじゃない?

「蘆の神輿」とは夏の夜を彩るお祭りには、それぞれに深い歴史や物語が隠されています。愛知県津島市で毎年行われる津島祭もその一つで、その関連季語に「蘆の神輿(あしのみこし)」という言葉があります。「神輿(みこし)」と聞くと、多くの人がお神輿を担...
季語のいろいろ

季語の落とし穴?「林の鐘」とは

「林の鐘」とは俳句の世界には、一見すると漢字の意味がそのまま通用しそうな、不思議な季語があります。旧暦6月の別称である「林鐘(りんしょう)」もその一つかもしれません。歳時記によっては、「林の鐘(はやしのかね)」と訓読みで表記されていることが...
俳句の疑問(作り方)

季語を上五に置くか、下五に置くかの効果の違いは?

俳句における季語の配置は、読者の心に与える影響を大きく左右します。上五に置くか、下五に置くか、その選択によって、句全体の印象は大きく変化します。この記事では、季語の配置によって生まれる効果と、陥りがちな落とし穴を深掘りしていきます。上五に季...
季語と子季語のそれぞれの意味

「梅雨」と子季語の意味

歳時記で『梅雨』を調べていると、『梅霖』や『黴雨』といった、少し聞き慣れない言葉が出てくることがあります。これらの季語は、梅雨を表す別の言葉です。梅雨を表すいろいろな季語をしたの表にまとめています。初めて目にする言葉でも、表を参考に、俳句作...
俳句を作る

季語が、季語にならないことがある

季語にならない季語?せっかく俳句で季語を使ったのに、実はその言葉が季語として機能していない、ということがあります。今回は、俳句初心者の方が見落としがちな、季語の「落とし穴」について探っていきましょう。季語が「季語にならない」理由俳句において...