季語の世界 季語の「秋の隣」が季語にならないとき 「秋隣(あきとなり)」という季語があります 秋が近くに来ている、秋が隣まで来ている、という意味で晩夏の季語です この「秋隣」の関連季語として「秋の隣(あきのとなり)」があります 1) 「滑稽雑談」には、「秋の隣というのは、近いという心だ」と... 2024.07.09 季語の世界季語の話
季語の世界 季語の、「敗荷(やれはす)」の「敗(やれ)」とは? 「破蓮(やれはす)」という秋の季語があります 意味は、雨風に打たれて崩れたハスの葉のこと この関連季語に「敗荷(やれはす)」があります 1.2.3.4) ※「荷」は「蓮」のことです 葉が破れているから「破蓮」と書くのは分かるのですが 「敗荷... 2024.07.09 季語の世界季語の話
季語の世界 「羽子(はね)」の子季語の「熨斗羽子(のしばね)」ってなに? 新年の季語「羽子(はね)」の関連季語に「熨斗羽子(のしばね)」が紹介されています 1.2) ただ、「熨斗羽子」がどういったものであるのか、は書かれていません 熨斗という、お祝いで添える飾りを付けた羽子板のことでしょうか? 気になったので調べ... 2024.07.09 季語の世界季語の話
季語の世界 「葛藤、青葛、葛籠葛」が同じ季語で載っているけれど本当? 葛藤(つづらふじ)という晩夏の季語があります ツヅラフジ科の落葉蔓性植物です この葛藤(つづらふじ)の関連季語として、青葛(あをかづら)、葛籠葛(つづらかずら)などが歳時記に掲載されています 葛藤(つづらふじ)は、「葛」を「つづら」と読み ... 2024.07.09 季語の世界季語の話
季語の世界 季語の、菅笠を担ふ(すげがさをになふ)とは? 「菅笠を担ふ(すげがさをになふ)」という季語があります 「担ふ」は「担う」の文語形です 意味は「四月中の申の日に、関白が賀茂の社に参詣した行事」と書かれています 1) なぜ「菅笠を担ふ」が「参詣の行事」なのだろうか?と疑問に思ったので調べ... 2024.07.09 季語の世界季語の話
季語の世界 季語の「春になる」と「春となる」の違い 二十四節気の一つに立春があります 「季語・季題辞典」では、立春と同じ意味として「春になる」という季語が紹介されています 1) 「春になる」は「春となる」とも言い換えることができそうですが 「~になる」と「~となる」はそれぞれ、どのような違い... 2024.07.09 季語の世界季語の話
季語の世界 「カゲロウ」の子季語の「正雪蜻蛉(しょうせつとんぼ)」ってなに? 「カゲロウ」の関連季語に「正雪蜻蛉(しょうせつとんぼ)」があります 正雪蜻蛉は、カゲロウが群れ飛んでいる姿を由比正雪の怨念に見立てたもの 「正雪」の背景を知っていると、それに絡めた出来事や、風物を取り合わせて俳句を作ることができます 今回の... 2024.07.09 季語の世界季語の話
季語の世界 季語の「厄身欠」ってなに? 「身欠鰊(みかきいにしん)」という初夏の季語があります 鰊の頭と尾と切り去り、二枚におろして干したものです この「身欠鰊」の関連季語に「厄身欠(やくみがき)」を掲載している歳時記があり 1) 言葉が気になったので調べました 意味は 「カビな... 2024.07.09 季語の世界季語の話
季語の世界 季語の「木の芽流し」は春?夏? 「〇〇流し」という季語があります 「流し」は雨の気配を含んだ南風のことで夏の季語です 「流し」に別の言葉がついて、別の季語になることがあります 「茅花」と「流し」がついて「茅花流し」という季語になります 茅花の穂がほつれたころに吹く南風で、... 2024.07.09 季語の世界季語の話
季語の世界 季語の意味を調べても見つからないときは 季語の意味を調べてみても、見つからないときがあります 例えば「暮れかぬる」の「かぬる」ってなんだろう?と思い、辞書で「かぬる」を調べても、見つからないことがあります 「かぬる」は「兼ぬる」とも書きます 「兼ぬる」は連体形で、「兼ぬ」が終止形... 2024.07.09 季語の世界季語の話