俳句では菊といえば秋の季語です
ただ、菊は他の季節にも見ることができるため、それぞれの季節で季語があります
菊に関連する季語は、他の季語に比べてとても多く、難解な季語の一つと言えますが、それぞれの季語の違いを覚えて使えるようになると、より良い俳句が作れるようになります
ここでは、菊に関連する季語を取り上げ、それぞれの意味と例句をまとめています
- 秋の菊
- 菊(きく)
- 千代美草(ちよみぐさ)
- 白菊(しらぎく、しろぎく)
- 黄菊(きぎく)
- 一重菊(ヒトエギク)
- 八重菊(やえぎく)
- 小菊(こぎく)
- 中菊(ちゅうぎく)
- 大菊(おおぎく)
- 菊作(きくづくり)
- 厚物咲(あつものざき)
- 初菊(はつぎく)
- 乱菊(らんぎく)
- 懸崖菊(けんがいぎく)
- 菊の宿(きくのやど)
- 菊の友(きくのとも)
- 籬の菊(まがきのきく)
- 菊時(きくどき)
- 菊畑(きくばたけ)
- 江戸菊(えどぎく)
- 嵯峨菊(さがぎく)
- 伊勢菊(いせぎく)
- 肥後菊(ひごぎく)
- 美濃菊(みのぎく)
- 丁字菊(ちょうじぎく)
- 一文字菊(いちもんじぎく)
- 料理菊(りょうりぎく)、食用菊(しょくようぎく)
- 厚物咲き(あつものざき)
- 管物咲き(くだものざき)
- 菊見(きくみ)、観菊(かんぎく)
- 菊日和(きくびより)
- 菊月夜(きくづきよ)
- 菊の香(きくのか)
- 菊人形(きくにんぎょう)
- 花の弟(はなのおとうと)
- 野菊(のぎく)
- 野紺菊(のこんぎく)
- 紺菊(こんぎく)
- 竜脳菊(りゅうのうぎく)
- 油菊(あぶらぎく)
- 泡黄金菊(あわこがねぎく)
- 野路菊(のじぎく)
- 菊芋(きくいも)
- 菊の節句
- 残菊(ざんぎく)、残る菊(のこるきく)、菊残る(きくのこる)
- 十日の菊(とおかのきく)、十日菊(とおかぎく)、後日の菊(ごにちのきく)
- 小重陽(こちょうよう)
- 菊の宴(きくのえん)
- 残菊の宴(ざんぎくのえん)
- 菊枕(きくまくら)、菊の枕(きくのまくら)
- 幽人枕(ゆうじんちん)
- 百菊(ひゃくぎく)
- 晩菊(ばんぎく)
- 菊花展(きくかてん)、菊展(きくてん)
- 菊黄花あり(きくこうかあり)
- 菊供養(きくくよう)
- 菊襲(きくがさね)、菊襲の衣(きくがさねのころも)
- 菊酒(きくざけ)、菊の酒(きくのさけ)、菊花酒(きくかざけ)
- 菊の着綿(きくのきせわた)、菊の綿(きくのわた)、菊の染綿(きくのそめわた)
- 菊居(きくすえ)
- 菊合(きくあわせ)、菊くらべ(きくくらべ)、菊を闘わす(きくをたたかわす)
- 勝菊(かちぎく)、負菊(まけぎく)
- 冬の菊
- 春の菊
- 夏の菊の季語
- 「菊」という字が入る季語
- 四季でみられる季語の関連記事
秋の菊
菊(きく)
キク科キク属の植物
主に秋に咲き、花の色・形などにより、非常に多くの品種があり、大きさにより小菊・中菊・大菊と大別される
| この菊の白さは人をあやめるほど 後藤昌治 | 後藤昌治の句集 (Amazon) >> |
| ある程の菊投げ入れよ棺の中 夏目漱石 | 夏目漱石の句集 (Amazon) >> |
千代美草(ちよみぐさ)
キクの別称
白菊(しらぎく、しろぎく)
白い花を咲かせる菊
| わたしの顔が覗かれており白菊黄菊 篠原信久 | 篠原信久の句集 (Amazon) >> |
| 白菊の目に立て見る塵もなし 芭蕉 | 芭蕉の句集 (Amazon) >> |
黄菊(きぎく)
黄色い花を咲かせる菊
| わたしの顔が覗かれており白菊黄菊 篠原信久 | 篠原信久の句集 (Amazon) >> |
| 一叢の黄菊に山気ひそみをり 鈴木詮子 | 鈴木詮子の句集 (Amazon) >> |
一重菊(ヒトエギク)
菊の一種で、花弁が一重のもの
八重菊(やえぎく)
菊の一種で、花弁が八重のもの
小菊(こぎく)
花の小ぶりの菊
| とりどりの小菊むかし駄菓子屋で 川西ハルエ | - |
| 大輪は咲かず小菊の数多彩 中西明子 | - |
中菊(ちゅうぎく)
花が中輪の菊
江戸菊・丁字菊・嵯峨菊などがある
大菊(おおぎく)
花の直径が18cm以上の菊
菊作(きくづくり)
菊を栽培すること
厚物咲(あつものざき)
大菊の大輪咲きが一茎に一輪をつけること
初菊(はつぎく)
その年に初めて咲いた菊
乱菊(らんぎく)
花弁が長くて不ぞろいな菊
| 乱菊やわが学問のしづかなる 山口青邨 | 山口青邨の句集 (Amazon) >> |
懸崖菊(けんがいぎく)
菊を盆栽仕立てにして、幹や茎が根よりも低く崖から垂れ下がらして作ったもの
| 懸崖菊女系家族の賑わえり 長尾信子 | 長尾信子の句集 (Amazon) >> |
菊の宿(きくのやど)
菊の花の咲いている家
| 顔抱いて犬が寝てをり菊の宿 高浜虚子 | 高浜虚子の句集 (Amazon) >> |
菊の友(きくのとも)
菊を賞する友
籬の菊(まがきのきく)
籬にある菊
籬(まがき)とは竹や柴などをあらく編んで作った垣
菊時(きくどき)
菊の花の咲く時期
菊畑(きくばたけ)
菊を栽培する畑
江戸菊(えどぎく)
江戸を中心に流行し改良された中菊
花は内側の花弁から順々に「く」の字形に折れて花心を包むように咲く
嵯峨菊(さがぎく)
直径3cmほどの花の周りに長さ10cmほどの糸のように細い管状の花弁をたくさん付ける菊
伊勢菊(いせぎく)
伊勢地方で育成された、キクの園芸品種
嵯峨菊の変種
細長い花弁が裂けたり縮れたりして垂れ下る
肥後菊(ひごぎく)
肥後地方(今の熊本県)で発達した花
一重咲きで、平弁や管弁やさじ弁と様々な花弁があり、色彩も鮮やか
美濃菊(みのぎく)
美濃地方で発達した花
優雅に広がる大輪と帆立て花弁が珍しい
丁字菊(ちょうじぎく)
キク科の多年草
山地の湿地に生え、高さ30~45cm
花柄の長い黄色い頭状花を散房状につける
一文字菊(いちもんじぎく)
菊の栽培品種の一つ
一重咲きで、幅の広い花びらが水平に開いて咲く
料理菊(りょうりぎく)、食用菊(しょくようぎく)
食用として栽培されている菊
厚物咲き(あつものざき)
花弁が管状で、まり状に厚く盛り上がった頭花を開く大菊
管物咲き(くだものざき)
細長い管弁が放射状にまっすぐ伸び、傘を広げたように咲く
菊見(きくみ)、観菊(かんぎく)
菊の花を見て楽しむこと
| たましひのしづかにうつる菊見かな 飯田蛇笏 | 飯田蛇笏の句集 (Amazon) >> |
菊日和(きくびより)
菊の花が咲くころの、秋晴れのよい天気
| 南縁の焦げんばかりの菊日和 松本たかし | 松本たかしの句集 (Amazon) >> |
| 大門は開け放ちある菊日和 千原叡子 | - |
菊月夜(きくづきよ)
菊の咲いている月夜
菊の香(きくのか)
菊の花の香り
特有の強い香りを持つ
野生種から大輪の花まで品種によって様々の香りを持つ
| 菊の香の闇ふかければ眠るなり 稲垣きくの | 稲垣きくのの句集 (Amazon) >> |
| 菊どきは菊の香ばかり仏の間 角川照子 | 角川照子の句集 (Amazon) >> |
菊人形(きくにんぎょう)
見世物として、菊の花で飾りつけた人形
| あわれとは水飲みにくる菊人形 渡辺誠一郎 | 渡辺誠一郎の句集 (Amazon) >> |
| しのぶれど菊人形の肩凝りは 高橋京子 | 高橋京子の句集 (Amazon) >> |
花の弟(はなのおとうと)
キクの別称
多くの花に遅れて咲くところから「弟」とつく
野菊(のぎく)
山野に咲く菊の総称で、色はさまざまある
野紺菊(のこんぎく)、紺菊(こんぎく)、竜脳菊(りゅうのうぎく)、油菊(あぶらぎく)、泡黄金菊(あわこがねぎく)、野路菊(のじぎく)なども野菊の一種
| くくられし野菊の色の盛りかな 西村弘子 | 西村弘子の句集 (Amazon) >> |
| この道の心覚えや野菊咲く 池内たけし | 池内たけしの句集 (Amazon) >> |
野紺菊(のこんぎく)
野菊の一種
葉は長楕円形で、両面に毛がある
高さ30cm~50cm
| 産みの親育ての母や野紺菊 弓削たけつぐ | - |
紺菊(こんぎく)
野菊の一種
ノコンギクの選別品種
紅紫色の花を咲かせる
高さ約50cm
竜脳菊(りゅうのうぎく)
野菊の一種
竜脳に似た香りがあることから
白い花で花径3cm程度、中心部が黄色の頭状花
油菊(あぶらぎく)
野菊の一種
関西以西の山地に自生
紫黒色を帯び、葉は五つに裂けている
泡黄金菊(あわこがねぎく)
野菊の一種
九州北部の山麓のやや乾いた崖などに生える
黄色の花で花径1.5cm程度
野路菊(のじぎく)
野菊の一種
暖かい海岸地域に生える
白い花で花径3cm程度
菊芋(きくいも)
キク科ヒマワリ属の多年草
菊に似た黄色い花が咲く
食用となる地下茎が芋のようであることからこの名がついた
菊の節句
陰暦9月9日の重陽を言う
菊酒を飲んだり、菊の花を飾り無病息災を願う
残菊(ざんぎく)、残る菊(のこるきく)、菊残る(きくのこる)
陰暦九月九日の節句以降に咲く菊
盛りを過ぎた晩秋の菊をさすこともある
| 残り菊腹式呼吸するが勝ち 木戸渥子 | 木戸渥子の句集 (Amazon) >> |
| かくれ家やよめ菜の中に残る菊 嵐雪 | - |
十日の菊(とおかのきく)、十日菊(とおかぎく)、後日の菊(ごにちのきく)
9月9日の菊の節句の翌日に咲いた菊
菖蒲(あやめ)と同じく、時期に遅れて役に立たないものをたとえていう慣用句でもある。
小重陽(こちょうよう)
陰暦9月9日、すなわち重陽の翌日を小重陽という
菊の宴(きくのえん)
陰暦9月9日、重陽の節句の日に宮中で催された観菊の宴
| やや遠く椅子の倒れて菊の宴 中村和弘 | 中村和弘の句集 (Amazon) >> |
残菊の宴(ざんぎくのえん)
陰暦10月5日、宮中で残菊を観賞して催された宴
菊枕(きくまくら)、菊の枕(きくのまくら)
干した菊の花を入れて作った枕
ほのかに菊の香る枕は、安眠の効用もある
| これよりは菊の酒また菊枕 山口青邨 | 山口青邨の句集 (Amazon) >> |
| ちなみぬふ陶淵明の菊枕 杉田久女 | 杉田久女の句集 (Amazon) >> |
幽人枕(ゆうじんちん)
重陽の節句が終わる頃、妖の世界も人の世と同じように秋の色に包まれてゆくことから
百菊(ひゃくぎく)
愛すべき菊の種類百選をいう
晩菊(ばんぎく)
晩秋に咲く菊をいう。畑などで栽培される供花などの小菊にその趣が濃い
菊は花期が長いので切られずに残れば、そのまま冬の菊となる
| 晩菊や整骨院の窓耿耿 芦川まり | - |
菊花展(きくかてん)、菊展(きくてん)
愛好家が大輪の菊や懸崖菊など芸術性の高い菊を持ち寄って、一同に展示すること
寺社の境内で行われることが多い
| 菊花展見てきて紐をもてあそぶ 鳴戸奈菜 | 鳴戸奈菜の句集 (Amazon) >> |
| 菊花展菊を斬らむと風の乱 河野薫 | 河野薫の句集 (Amazon) >> |
菊黄花あり(きくこうかあり)
七十二候のうちの寒露三候(十月十八日~二十二日頃)のこと。
黄は黄金に通じるため古代中国では黄菊が尊重された。
菊供養(きくくよう)
十月十八日、浅草の浅草寺で行われる菊の供養をいう
境内で求めた菊の花を仏前に供え、引き換えにすでに読経供養された菊花を持ち帰る
持ち帰った菊には災難よけのご利益がある
| 悪しからず走り書きして菊供養 斉藤冨美子 | - |
| 菊供養目を閉ぢ仏の香に触れむ 志摩知子 | 志摩知子の句集 (Amazon) >> |
菊襲(きくがさね)、菊襲の衣(きくがさねのころも)
襲の色目一つで表が白、裏が蘇芳色のもの
宮中の女房が着用したものは、上が蘇芳匂五枚、下に白三枚を重ねたもの
菊酒(きくざけ)、菊の酒(きくのさけ)、菊花酒(きくかざけ)
重陽の節句に菊の花を浮かべて飲む酒
菊酒を酌むことで長生きできるという言い伝えがある
| これよりは菊の酒また菊枕 山口青邨 | 山口青邨の句集 (Amazon) >> |
| 売文は明日へまはして菊の酒 加藤郁乎 | 加藤郁乎の句集 (Amazon) >> |
菊の着綿(きくのきせわた)、菊の綿(きくのわた)、菊の染綿(きくのそめわた)
陰暦九月九日の重陽の節句の行事
夜に菊の花を綿で覆い、菊の香や菊の露が移ったその綿で体をぬぐい長寿を願う
菊居(きくすえ)
色綿で菊の花を作り、それを菊の枝に取りつけたもの
重陽の前夜、菊の花に被綿(きせわた)をするが、花が咲いていない場合に、色綿を丸めてつぼみにくくりつけた
菊合(きくあわせ)、菊くらべ(きくくらべ)、菊を闘わす(きくをたたかわす)
左右二組に分かれて、菊花の美しさと、その菊に添えられた歌の優劣を競い合うもの
勝菊(かちぎく)、負菊(まけぎく)
勝菊は、菊合で勝った菊
負菊は、菊合で負けた菊
冬の菊
枯菊(かれぎく)、菊枯る(きくかる)、枯残る菊(かれのこるきく)
雨や霜、寒気にあたって枯れてしまった菊
| 枯菊に風の擦傷残りゐて 木幡忠文 | 木幡忠文の句集 (Amazon) >> |
| 共に焚かれ枯菊と縄似てしまふ 桂信子 | 桂信子の句集 (Amazon) >> |
菊焚く(きくたく)
枯れてしまった菊を火に入れて燃やすこと
火に入れるとほのかな香りが立つ
| 枯し菊焚きつつ声を出さずをり 宮木登美江 | - |
| 菊焚いて男ざかりを噎せている 花房八重子 | - |
寒菊(かんぎく)
きくの一品種
花は小形で黄色、晩秋から冬にかけて咲く
| 寒菊や母のやうなる見舞妻 石田波郷 | 石田波郷の句集 (Amazon) >> |
| 寒菊や色なき庭の片ほとり 堺玲子 | 堺玲子の句集 (Amazon) >> |
霜菊(しもぎく)、霜見草(しもみぐさ)、雪見草(ゆきみぐさ)、秋無草(あきなしぐさ)
カンギクの別称
初見草(はつみぐさ)
カンギクの別称
松、卯の花、萩なども初見草と呼ばれる
松は春、卯の花は夏、萩は秋、寒菊は冬の季節の最初に見られる植物であることから呼ばれる
このように「初見草」は様々な植物を指すため、俳句で使うことは難しい
冬菊(ふゆぎく)
通常、秋に見られる菊が遅く咲いたもの。または残り咲いて冬に見られるもの
カンギクとは違う
| 冬菊のまとふはおのがひかりのみ 水原秋櫻子 | 水原秋櫻子の句集 (Amazon) >> |
| 冬菊や英霊に母としてすわる 栗林一石 | - |
春の菊
春菊(しゅんぎく)
キク科。鍋料理などでは冬に食すが、春に黄色の花を咲かせる。全体が黄色い花と、中心のみが黄で縁が白の花とがある。葉に細く裂け目のある芹葉春菊と、厚手の葉のおたふく春菊がある
しんぎく、菊菜(きくな)、高麗菊(こうらいぎく)
しゅんぎくの異名
菊の根分(きくのねわけ)、菊根分(きくねわけ)、菊分つ(きくわかつ)
春先、菊の根を掘り起こすと
親根からいくつもの細根が分かれて芽を出すが、その芽を切り離して植える
ほかに挿木があって、これは夏に行う
| 菊分つなくてはならぬ義理人情 小俣英之助 | - |
菊の若葉(きくのわかば)、菊若葉(きくわかば)
春になってもえ出した菊の小苗の若葉のこと
菊の芽(きくのめ)
春先のびだした菊の新芽のこと
菊の苗(きくのなえ)
種子から芽を出し始めた幼い菊
東菊(あずまぎく)、吾妻菊(あずまぎく)
山地の草原に生え、葉はへら状で毛がある
菊植う(きくうう)
キクの苗を床または鉢に植えること
キクの場合、肥料を十分に与え、床づくりに手をかける必要がある
夏の菊の季語
矢車菊(やぐるまぎく)
放射状に広がる花の形が矢車のように見えることから名づけられ
道端でも普通に見かけることが出来る
| 雑巾縫ふわたしのこだはり矢車草 三宅初美 | - |
菊挿す(きくさす)、挿菊(さしぎく)、菊挿芽(キクサシメ)
キクのさし木をすること
梅雨の頃に水はけのよい土に挿すと、二十日ほどで発根する
ほかに根分けがあって、これは春に行う
| 山鳩の声が雨よぶ菊挿芽 景山而遊 | - |
除虫菊(じょちゅうぎく)
蚊取り線香や殺虫剤の主原料として使用されるキク
「菊」という字が入る季語
秋明菊(しゅうめいぎく)、貴船菊(きぶねぎく)
秋の季語
菊に似た白または淡紅の花を咲かせる
名前にキクが付くが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間
野生化した植物が京都の貴船で多く見られたことから、秋明菊、貴船菊とも呼ばれる
| 水の色は水色だから秋明菊 鳴戸奈菜 | 鳴戸奈菜の句集 (Amazon) >> |
菊戴(きくいただき)
秋の季語
スズメ目キクイタダキ科の留鳥
日本で一番小さな鳥
頭の模様が菊の花に似ていることから呼ばれる

