ようこそ、「ゼロから分かる俳句超入門」へ。
このサイトは、「俳句を始めてみたいけど、どこから手をつけていいかわからない」という初心者の方から、「もっと深く表現の技を磨きたい」と探求を続ける方まで、俳句に興味のある人達が楽しめるような記事を心がけて書いています。
このトップページでは、ブログの主要な記事を【目的別】に紹介しています。ご自身の俳句の段階に合わせて、気になる項目からぜひお読みください。
このサイトの主要コンテンツ一覧
下の記事タイトルの横にある【このページを書いた理由】を読んで、「そうか、こういう理由があるなら読んでおこう」「いまの自分にはまだ必要ないかな」といった判断にご活用ください。
| 記事のテーマ | 記事で得られること |
|---|---|
| 1. 俳句を習える場所 | オンライン・オフラインの教室選びのポイント、添削サービスの比較など。 |
| 2. 句会に関する記事 | 句会の流れ、参加時のマナー、選句のヒントなど、句会を楽しむための心構え。 |
| 3. 俳句に必要な道具 | 必需品リスト、電子辞書の活用法、おすすめの歳時記、便利なデジタルツール。 |
| 4. 俳句大会関連の記事 | 大会参加のメリット、公募への応募方法、入賞するための視点、主催者への感謝。 |
| 5. 俳句の文法の基礎 | 五七五の基本ルール、字余り・字足らずの許容範囲、活用表と文語の理解。 |
| 6. 切れ字 | 切れ字の種類と使い方、句にリズムと余韻を与える技法。 |
| 7. 俳句の作り方・直し方 | 着想の得方、具体的な推敲(直し方)のステップ、問題点の発見方法。 |
| 8. 俳句作りに役立つサイト | 無料のデジタル歳時記、類語辞典、俳句学習に特化した外部サイトの活用法。 |
| 9. 注意の必要な言葉について | 漢字・単語の間違いが致命的になるのを防ぐための知識。 |
| 10. 注意の必要な季語について | 季語の「本意」の解説、歳時記に載らない子季語の意味、取り合わせの相性。 |
1. 俳句を習える場所
【このページを書いた理由】
「俳句を始めたいけれど、近くに教室がない」
「どんな学び方が自分に合っているのか分からない」
という悩みを抱えるあまり、最初の一歩を踏み出せない方は多くいるのではないでしょうか。
私自身も同じで、スタートで時間を無駄にした経験から、学習への障壁をなくし、すぐに楽しく俳句を始められるようにこの道案内を作成しました。
このページでは、
- オンライン・オフライン、様々なタイプの俳句教室の比較
- それぞれの教室で学ぶことの「特徴」
- あなたが作った作品を添削してもらえる場所
などの情報を詳しく解説しています。
この記事を読めば、あなたの俳句学習がスムーズに進み、きっと楽しく俳句の世界が広がります。
2. 句会に関する記事
【このページを書いた理由】
句会は俳句学習の醍醐味ですが、「初心者にはハードルが高い」「どんなことをするのか不安」と感じ、参加をためらっている方が多いのが現状です。
句会の敷居を下げ、「仲間と交流する楽しさ」や「選句を通して視野が広がる喜び」を知っていただくために作成しました。
このページでは、
- 句会での一日の流れと、参加する上でのマナー
- 初心者でも積極的に意見交換をするためのヒント
- 句会でよく使われる言葉
などをわかりやすく解説します。
3. 俳句に必要な道具
【このページを書いた理由】
俳句は手軽に始められる趣味の一つですが、何を揃えればいいのかが分からないと、意外と手が止まってしまいます。
「必須の道具は何か」「おすすめの歳時記はどれか」といった疑問について解説してします。
このページでは、
- 俳句作りで持っておきたい「6つの道具」
- 歳時記や季寄せについて
- 俳句に役立つ道具
などをわかりやすく解説します。
4. 俳句大会関連の記事
【このページを書いた理由】
結社や句会だけでなく、俳句大会に投稿することで、あなたの俳句作りの力は更に磨かれます。
全国から作品が集まる場で、年間数万句を見る選句眼のある先生方に評価されることは、自分の作品の良い部分、足りない部分を知る最高の機会です。
特に初心者の方は「へんなプライド」に邪魔されることなく挑戦者の気持ちで挑戦できるはずです。
また、無料で大会を主催する自治体などの「俳句文化を広めたい」という思いへの感謝も込めて、応募方法などをまとめています。
このページでは、
- 俳句大会への参加の心構えとメリット
- 応募規定の読み方や、作句作りのポイント
- 俳句大会への入選確率を上げる方法
などを解説し、あなたのチャレンジを後押しします。
5. 俳句の文法の基礎
【このページを書いた理由】
「遊びでやるだけ」なら文法の勉強は不要かもしれませんが、もしあなたが俳句を3年以上は続けようと考えているのであれば、文法は必ず勉強するべきです。
文法の理解が間違っていると、あなたが意図した意味とは全く別の意味で作品が鑑賞されてしまうからです。
私自身、歳時記に載っている誤用の句を参考にし、間違った作品を多く作ってしまった経験があります。
あなたには私と同じ間違いをしてほしくないので、最初から文法を勉強して、自信をもって作品を作ってください。
このページでは、
- 俳句を構成する基本リズム
- 旧仮名の基礎知識
- 表現力を高めるための「型」の知識
を、初心者にもわかりやすく解説します。
6. 切れ字
【このページを書いた理由】
「俳句を作るのが楽しいけど、切れ字ってどう使うのが正解なんだろう?」 俳句を始めたばかりの方にとって、切れ字は少し難しい概念かもしれません。
「や」「かな」「けり」といった切れ字は、俳句にリズムや切れ味を与え、表現の幅を広げる上でとても重要な役割を果たします。
しかし、切れ字を正しく使いこなすためには、その使い方や効果について理解しておく必要があります。
切れ字の正しい知識と効果的な使い方を学ぶことで、あなたの句に力強いリズムと深い余韻が生まれることを願って作成しました。
このページでは、
- 主要な切れ字の定義と、それぞれの持つ効果
- 切れ字をどこに置くべきか、その位置と機能の関係
- 「切れ字の多用」を避けるための注意点
を、具体例を交えて解説します。
7. 俳句の作り方・直し方
【このページを書いた理由】
一般的に俳句の作り方というと「五七五で作りましょう」「季語を入れましょう」といったルールばかりが説明されます。
もちろんルールは大切ですが、俳句を作る以上、ルールを踏まえたうえでどのようにすれば「平均以上の良い俳句が作れるのか」が重要です。
また、「直し方」は、初心者でもどこに俳句の問題点があるのかを発見できるように記事を書いています。
問題点が発見できなければ直しようがないからです。
このページでは、
- 俳句作りの基礎
- 良い俳句にするための直し方
- 俳句作りをする上での、様々な表現方法
を、実践的なワークフローとして紹介します。
8. 俳句を作りで役に立つサイト
【このページを書いた理由】
一昔前では考えられない便利なサービスが、現在は無料でインターネット上に公開されています。
俳句を始めたばかりの人も、そのようなサイトをうまく利用することで、俳句歴数年の先輩と肩を並べるか、もしくは一歩先を行く俳句を作れるようになるはずです。
使えるものは使って、良い俳句を作ってほしいという思いで、私のおすすめサイトを厳選してご紹介します。
このページでは、
- 無料のデジタル歳時記(季語辞書)の活用法
- 類語辞典、イメージ検索といった表現を豊かにするツール
- 俳句専門の投稿サイトや交流サイト
を目的別に紹介し、あなたの句作を後押しします。
9. 注意の必要な言葉について
【このページを書いた理由】
俳句はわずか17音で作らなければならないため、ひとつの漢字の間違いが致命的となり、作品の意味が全く別のものに変わってしまうことがあります。
「たぶん、これでいいでしょ」という思い込みは危険です。
俳句を始めたばかりの時期に、間違えやすい漢字、間違えやすい単語などをぱっと見ておくことをお勧めします。
何年もかけて1000作品を作ってから、自分の漢字の使い方の間違いに気が付いても、膨大な作品の中から間違った部分を見つけ出すのは、大変な労力がかかります。
このページでは、
- 同じ読み方で違う漢字表記の単語の使い分け
- 文語と口語の間違えやすい活用について
を具体的に解説します。
10. 注意の必要な季語について
【このページを書いた理由】
歳時記には主季語の意味は書かれていても、その子季語(関連語)の9割以上は意味が書かれていません。
これでは正確な意味を理解して季語を使うことはできないのではないかという疑問から、私自身が24,000語以上の季語の意味を一つ一つ調べ、まとめたのがこのコンテンツです。
季語は俳句作品の要ですが、季語の意味を一つ一つ調べていくと、季語の中には、分類されている季節、意味などに不可解な点があるものあることに気づきました。
おかしな季語を知らずに使ってしまうと、あなたの作品が台無しになってしまう可能性があります。
季語を正確に、そして深く理解し、表現の精度を高めていただくために、特に注意が必要な季語の知識をまとめました。
これらの季語の多くはマイナーなもののため、初心者のうちはあまり意識する必要はありませんが、3〜4年俳句を続けると使うようになることがあると思うので、その時に備えてタイトルを見て、気になる記事に目を通してもらえればと思います。
このページでは、
- 不可解な季節分類の季語
- 文語の不正確な季語
- その季語の、昔と現代での解釈の違い
を深く掘り下げて解説します。
最後に一言
俳句は、五七五の短い言葉の中に、無限の宇宙を表現できる素晴らしい芸術です。
このブログが、あなたの俳句生活における伴走者となり、一句でも多く、心に残る作品を生み出すきっかけとなれば幸いです。
[ゼロから分かる俳句超入門] 運営者、木幡忠文より