俳句で注意をしたい言葉

俳句における「暖かい・温かい」の使い分け

「あたたかい」という言葉には、「暖かい」と「温かい」という二つの漢字があります。どちらも同じように使えそうに思えますが、実はそれぞれに異なる意味があり、使い分けることで句の情景がより豊かになります。この記事では、「暖かい」と「温かい」の基本...
俳句で注意をしたい言葉

俳句にみる「咲かぬ」「咲きぬ」の違い

俳句や短歌を鑑賞していると、「咲かぬ」「咲きぬ」という言葉を目にすることがありますね。一文字違いですが、その意味はまったく異なります。誤解なく作品を味わうために、この二つの言葉の正しい意味と使い方を解説します。「咲かぬ」の意味「咲かぬ」は、...
俳句で注意をしたい言葉

俳句にみる「来(こ)ぬ」と「来(き)ぬ」の違い

俳句や短歌を読んでいると、同じ「来ぬ」という表記なのに、読み方によって意味が違うことに気づきます。「来(こ)ぬ」と「来(き)ぬ」は、一見同じに見えますが、それぞれ異なる意味を持つ古語です。この違いを知ることで、作品の情景をより深く読み取るこ...
俳句で注意をしたい言葉

俳句における「答える・応える」の使い分け

読み方は同じだけれど、漢字の違う言葉に「答える・応える」があります。間違えた漢字を使わないように、それぞれの意味を記事では紹介しています。
俳句で注意をしたい言葉

俳句における「聞く・聴く・訊く」の使い分け

「聞く」「聴く」「訊く」のそれぞれの意味の違いや、使い分けを説明しています。
俳句で注意をしたい言葉

俳句における「とき」「時」の使い分けから、「時間」の言葉まで

俳句や文章を書く際、「とき」と「時」のどちらを使うべきか迷ったことはありませんか? この二つの表記は、それぞれ異なるニュアンスを持っています。この記事では、その使い分けを解説するとともに、俳句で使われる「時」を含む言葉や、昔の時間の呼び方に...
俳句で注意をしたい季語

季語の、若水あぐ(わかみずあぐ)ってなに?

新年の季語に、「米こぼす(よねこぼす)」「若水あぐ(わかみずあぐ)」があります「米こぼす(よねこぼす)」は、正月に涙を流すと言うことを忌み嫌い、涙を米に見立ててた言葉です「若水あぐ(わかみずあぐ)」は、初泣きを汲み上げる意味の言葉と説明がさ...
俳句で注意をしたい季語

季語の「冬衾(ふゆぶすま)」に「冬」は必要?

冬の季語に「衾(ふすま)」があります寝るときに体の上に掛ける、現在でいう布団のようなもの「角川俳句大歳時記」では「衾」の関連季語に「冬衾」を掲載しています 1.2)「衾」がまだ季語ではなかった頃に、冬の季節を示すために「冬」を冠した言葉です...
俳句で注意をしたい季語

季語の「冬襖(ふゆぶすま)」に「冬」は必要?

冬の季語に「襖(ふすま)」があります木枠に紙や布を張った建具のことです「角川俳句大歳時記」「俳句季語よみかた辞典」では「襖」の関連季語に「冬襖」を掲載しています 1.2)冬の季語である「襖」に、なぜ冬をつけるのでしょうかその意味は書かれてい...
俳句で注意をしたい季語

季語の「露の袖」は季語でいいの?

「露」の関連季語として「露の袖」「袖の露」という言葉が歳時記に掲載されています 1.2.3)涙を袖の露に見立てた言葉です「露の袖」は和歌でよく使われていた表現で、それが季語になったのでしょうふきむすぶかぜはむかしのあきながらありしにもあらぬ...